おかあさんてのは、いつもそうなの。
59話のあらすじ
アルノアが聞いた噂通り、自分は魔力の強い魔法使いから魔力を奪っているというベル。
噂が事実だったこといショックを受けるアルノアでしたが、これは治療なのだとベルは説明します。これまで話さなかったのは、危害を加えていると思われるのが嫌だったからです。
生まれつき魔力を持った者たちがかかる病気で、魔力が強いほど毒素が浸透し、精神と肉体を麻痺させた挙句、死に至る。歴代の魔塔の主が短命だったのもそれが原因でした。
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59話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
やはり、魔力を奪っている理由があったんですね。よかったです。
魔力が極端に強くなれば毒素を中和できるうえに、ベルはアマリリスから治療法を伝授されているので、病気になることはないのだそうです。
アマリリスは時間をかけてベルに魔力を分け与え、この問題の解決策を作っていたのですね。
魔力を分けなければもっと長生きできたのに、なぜ自分の命を無駄にしたのか理解できないというベル。
それはね、お母さんだからです。
アルノアは、自分の母親も、何一つ説明してくれないのにとても厳しかった、恨めしく思ったこともあるけれど、なくなる直前に本心を話してくれたと言います。
アマリリスがベルを愛していたからだというアルノア。
ちょっといい雰囲気になるふたりでした。
もっとイチャイチャシーンが欲しい。
このままいちゃついてくれたら楽しいと思ったけれど、ベルが治療中の魔法使いが目覚めそうになって、我に返るアルノア。
そもそもその毒素、なぜ完全に消せないのかというと、本来なら先代の時に消えるはずだったのに、呪いの魔法書が黒魔法使いの手に渡り、またペルヘンに毒素が広められてしまっているのだとか。
それが「ライアゲナス」、ラヤでした。
話してくれていたら、王命でなんとかしたのにというアルノアに、それでは意味がないとベルは言います。
ペルヘンはもともと何もない土地でしたが、いつからか神秘的で豊かな土地として知られるようになり、外部からの流入者も増えました。
ベルが魔力を奪うという噂によって外部の人間を遠ざけているものの、皇室まで介入すると面倒なことになります。だからベルは、もう少し待ってくれというのでした。
とりあえず、誤解が解けてよかったですね。
・ベルが魔力を奪っているのは事実だった
・生まれつき魔力を持つものがかかる病気の治療のためだった
・アマリリスはその解決のために、ベルに自分の魔力を分け与えていた
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