「皇后の座を捨てます」92話・姉上の幸せ

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アデルが本当に幸せそうで嬉しい。

92話のあらすじ

ギグス夫人から話を聞いて、リオネルの様子を見にきたアデル。話の通り、少し元気がないと感じ、リオネルが自分のために用意してくれたこの邸宅について、「私はここが好きよ」と伝えます。アデルの言葉に、気を取り直すリオネルでした。

それから2週間後、いよいよゴットロープ皇帝ルシオが到着しました。皇帝夫妻だけでなく、アデルとリオネルもともに出迎えます。

ルシオはリオネルのことが気になり、皇帝とディナーを楽しんだあと、ヘルベルト侯爵邸に滞在することにしました。

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92話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

アデル様のなんと美しいこと。

容姿はもちろんなんだけど、リオネルのおかげで表情が柔らかくなり、さらに美しさを増しています。初期の頃との表情の違い、作家様の書き分けが素晴らしいと思います。

ルシオも本当に姉想いのいい人でよかった。

ここで素晴らしいのは、リオネルの対応です。太后のときは、いろいろと気遣ってあげることで距離を縮めて行きましたが、ルシオはそれを望んでないと判断。

少し距離を置いて、できるだけ気楽に過ごせるようにと配慮したおかげで、義兄弟の仲を深めていくという、素晴らしい作戦です。

管理人
管理人

リオネル、ほんとにできる男だなー。

リオネルとルシオのふたりで、花を摘んでいるアデルとギベリンを見ているシーンが、すごく微笑ましい。

ギベリンに、踏んではいけないと何度言ったらわかるんだ!!と怒りつつ、すごく幸せそうにしている。

そのとき、姉上は何が好きなのかと聞かれたリオネルは、春とルシオと答えます。

ルシオは、自分が姉の足を引っ張っているとずっと気にしていたので、アデルが幸せかどうかがすごく気がかりだったので、その答えを聞いて安心します。

この姉弟も仲が良くて好き。

管理人
管理人

姉の幸せをひたすら願う弟、なんていい子なんだろうか。

そんなルシオに、私は幸せだから心配しなくていいというアデル。

幸せなことは、アデルの表情を見て、よくわかりました。

リオネルが声をかけただけで、アデルの表情がぱっと明るくなり、幸せそうに輝いている。

その様子を見て、自分も幸せそうな気持ちになるルシオ。

あー、すごく良い光景。ただただ、美しい。

これまで大変な思いをしてきたからこそ、アデル様には幸せになってほしい。

今回のストーリーのまとめ

・アデルはこの家が好きだとリオネルを元気付ける

・皇帝ルシオがエフモントに到着

・リオネルとルシオも仲良くなり、ルシオは幸せそうなアデルを見て安心する

93話へ続きます。

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