しょぼんとするリオネル、かわいすぎか。
88話のあらすじ
ようやくリオネルの元に戻ってきたアデル。二人でゆっくり過ごせるかと思いきや、皇帝たちが迎えに出てきて、皇宮につれて行かれてしまいます。
すぐにでも侯爵邸につれて行きたいリオネルでしたが、礼法に従うというギグス夫人の言葉には反論できませんでした。
翌日、アデルの爵位授与式が執り行われます。デスポーネ公爵の領地を引き継ぎ、ワーバリンゲン伯爵として叙任されました。
→「皇后の座を捨てます」のつづきはebookjapanで!※タイマー無料でお得に読める!PayPayも使えます。
88話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
グビグビお酒を飲む皇帝陛下とアデル様、二人のデキる女性がこの国を支えていくのかと思うと、なんだかワクワクします。
目が覚めたら二日酔いで、ギグス夫人に渡された、めっちゃ不味そうな薬を飲んでるアデル様も可愛い。
そして今回、無事にエフモントで爵位を得られましたね。これで定住問題なし!
皇帝は、アデル様を公爵にしたかったのですが、封臣に与えられる地位は伯爵が限界だったのです。
で、この「ワーバリンゲン」という名は、デスポーネ公爵領を流れている川の名前です。公爵にはできなくても、公爵領を与えるのだという、皇帝の強い意志の現れでした。
しかも、地図から「デスポーネ」という地名を削除、首都の大邸宅までアデルに与えるという特別待遇ともいうべき対応で、アデルへの信頼を示してくれました。
これはすごいことですね。アデルのおかげで国をたて直すことができたのだから、当然といえば当然ですが、ここまではっきりとアデルの立場を示してくれるというのがとても嬉しいです。
しかしかわいそうなのは、リオネルです。
皇宮に連れて行かれ、伯爵としての仕事も忙しくなってしまったアデルに、全然会えない。
一言も話せなくて、とぼとぼ歩いている姿が、かわいそうなんだけどかわいく見えてしまう……。
しょんぼりすぎ!
プロポーズしたくて、指輪を渡したくてうずうずしているのに、全然会えない!!
悶々としながら帰宅したリオネルの元に、応接室にお客様が!と知らせが入ります。
来ていたのは……もちろんアデル様です!
リオネルとしては、もう、チューしかない!!
アデル様が愛されていて嬉しいです。
バカ皇帝はいなくなったし、あとは幸せになるだけ。
今回も、最後のシーンがとても美しくてよかった!!
早くプロポーズして!結婚式が楽しみです。
・エフモントに帰ってきた翌日に伯爵位を受けるアデル
・やっとアデルが帰ってきたのに話すらできなくて凹むリオネル
・アデルの方からリオネルに会いにきてくれた
→89話へ続きます。
コメントを残す