バカは見下すかもしれないが、わかる人にはわかる、アデルの高貴さ。
10話のあらすじ
昨年は皇后が不在だったため、ドレス代が支払えないのは皇后宮に配分された予算がなかったからだと考えられましたが、緊急補正予算を組めば配分を変更できるはず。
商人の対応はギグス夫人にまかせ、アデルは皇帝に会いに行きます。
皇帝は重臣会議中だったので、アデルは応接室ではなく待機室で待つことにしました。会議の様子を見物していると…。
10話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
会議では、カルヴァン伯爵という人が、ストライカー(魔法使い)を派遣して欲しいと懇願しています。
しかし周りの対応は冷ややかで、特に冷たいのがディアンの兄・レノックス。たかが4級の塔ごときでと伯爵をバカにしています。
そこに助け舟を出したのがリオネル。魔法使いを送るべきと皇帝に進言しますが、結局その場では了承せず。
多分この人、皇帝としての資質もあまりなさそう。皇后差し置いて、愛人にうつつを抜かすくらいだから頭は悪いと思うけれど、こういう、人の命に関わることは賢明に対処してほしい。でも無理そう。
会議が終わり、重臣たちが出てきて、待機室にいたアデルに挨拶をします。すると、「アデライト様」と名前を呼ぶ不届き者が。
皇帝の叔父、デスポーネ公爵でした。わざとやってるね。
静かに無視するアデル、神々しい。素敵。
親しみを込めたかったと言い訳する公爵に、良い選択ではなかったねと冷静な対応でした。
リオネルがアデルに挨拶をすると、カルヴァン伯爵を紹介してほしいと頼みます。飛行型の魔物について聞こうとしたところに、レノックスが割り込んできました。
どうやら、アデルが超弩級のストライカーだということは知らず、知ったかぶりをしているようで、見ていて痛い。
こいつら本当に、アデルを見下してるんだよなあ。すごく腹立ちます。
その中級の魔物とやらを、バーンと一撃で倒すアデルが見たいです。まだ魔法使いとして戦っているシーンは出てきていないので、早く見たいですね。
リオネルは、アデルの皇后としての気高さに惹かれていると思う。まだ恋愛感情とかそういうのではないけれど、すごく高貴で立派な人物だということがわかってきていますね。
今後の二人の関係がとても楽しみです。
・皇后宮の予算がないようなので、アデルは皇帝に会いに行く
・重臣会議で、カルヴァン伯爵が魔法使いを派遣してほしいとお願いするも、認められない
・デスポーネ公爵、ディアンの兄・レノックス、二人ともアデルを見下している