「北部公爵を誘惑します」72話・カルシオンの真っ直ぐな告白

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王太子のことは忘れて、今はひたすらいちゃつこう。神回。

72話のあらすじ

お前を愛しているというカルシオンのストレートな告白に、涙がこぼれてしまうセリーナ。帰らないといけない自分を愛してはいけないといいますが、不可抗力だったというカルシオン。

公爵様の気持ちには応えられないと言われても、カルシオンは大丈夫だといいます。お前の全てを目にすることができたから、これで一生満足して生きていくつもりだと。

お前はただ去ればいいというのでした。

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72話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

不可抗力だったというカルシオンの表情がさ…ほんとに愛情に満ちていて。

作家様、すごいなと思います。目の表情で、セリーナへの愛情を表現するなんて。

そして、セリーナを引き止めない、カルシオンの愛。

ほんとうは引き止めたいし、ずっとそばにいて欲しいはずなのに、元の世界に戻りたがっていたことを知っているから、手放すのが愛情だと思っているんですよね。

管理人
管理人

勝手に愛してしまった俺の罪だって…

思わず泣き崩れるセリーナ。

あれこれと要求されたなら冷静に拒絶できたのに、自分に何も求めない、ただひたすら優しいカルシオンに、どうすればいいかわからなくなってしまいました。

今、心が揺れていると言ってしまえば、本当に自分が去るときにカルシオンをもっと傷つけてしまう。だから、それ以上何も言えませんでした。

とりあえず、戻ることにしたふたり。セリーナは、王太子のことをいろいろと報告しようとしますが、カルシオンは、今は他人に何が起きようと全く興味が湧かないといいます。

今は、セリーナに関する話だけを聞いていたい。

管理人
管理人

もう、完全に恋する男ですね、カルシオン。

でも、自分の気持ちに気づき、自分の気持ちに正直になれて、良かったと思います。

セリーナが帰ってから気づくより。

戻ってきた二人を見て、作戦はまだ進行中ですか?と聞くディオン騎士団長。

いつまでもセリーナを抱いているので、訳がわからないと混乱しています。

恋人同士の演技作戦は終了、ただいまは自分が抱いていたいだけだと言われて、さらにパニック!

小川からここまで抱いてきて、今も膝の上に抱いているのは、本当の恋人になられたのですか?と聞くと、カルシオンは「片想いだ」といったので、ディオンはとりあえず部屋から出て行きました。

疲れたから寝ようとするも、ベッドが冷たい。

そういえば、宿の人が薪を用意できないと言っていましたね。

仕方ないと、ガウンをぬごうとしてますよ、カルシオン。

来週はさらなるイチャイチャが楽しめるでしょうか。

今回のストーリーのまとめ

・お前を愛しているとストレートに告白するカルシオン

・カルシオンの気持ちには応えられないといっても、お前はただ去ればいいとカルシオンはセリーナに何も要求しない

・ディオンはパニック

73話へ続きます。

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