すごいなー王太子。ほんとの腹黒。
62話のあらすじ
最も有力な容疑者である王太子が暗殺者の目的がセリーナだったという話をするので、セリーナは困惑してしまいます。
何が目的なのかと思っていると、王太子はロザリンが全てを企てた犯人だと言い出します。
確かに、濡れ衣を着せるには格好の相手だけれど、ロザリンの気持ちに気付いているはずで、妹のように思っていたのでは…とさらに困惑するセリーナでした。
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王太子は、本当に賢いですね。アイレルのことには一切触れず、ロザリンが自分の話を勝手に誤解して行動し、セリーナに危害を加えたと。
・ロザリンは自分が王妃になるつもりだった
・でもそれは難しいので王太子は苦し紛れに公爵を勧めた
・ロザリンは必ず公爵夫人になれという命令と受け取ってしまった
それで、なりふり構わず公爵に接近し始めたと。そこに現れたセリーナが邪魔でこんなことになったというのですが、すごい筋書きができています。
この状況で、いやいや、あなたが命令したでしょ?と聞くわけにもいかないし。
王太子が黒幕だという可能性が濃厚ですが、あまりに話がうまくて、ロゼリンが単独でやったことなのかもという気持ちになってきてしまいまいた。
そして、狩場でカルシオンを狙ったのもロザリンだと。
自分は全くの無関係だと言わないところがこの人の凄いところで、ロザリンとの関係は認めつつも、自分は無実だという印象を与えるという、なんとも口達者。
セリーナでも口を挟めないくらいだから、他の人なんて簡単に言いくるめられてしまうでしょう。
そしてこれは、特別な君だけに打ち明ける話だからと。王太子から特別扱いされたら、普通の人はどう思うでしょう。
ころっと騙されるでしょうね。
あまりにも二人の話が長いので、そろそろカルシオンの我慢も限界。二人を引き離します。
王太子がキスをしたセリーナの手の甲を消毒だといってハンカチで拭くカルシオンがかわいい。
そして、目の前でいちゃつく二人に涙する王女もかわいかったです。
・王太子は今回のことはすべてロザリンが企てたことだとセリーナに話す
・王太子が命令したことだろうと思いつつも、話があまりにうまく、ツッコミどころがない
・こんな話をするのも君が特別だからという王太子
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