57話のあらすじ
ジュナが行方不明になりました。いつから姿が見えなくなったのかセリーナが確認していたところ、いつから客人が使用人の管理をするようになったのかとジャネット夫人が苦言を呈します。
邸宅のことにまで口出しするのは度がすぎていると言いますが、それならばこんな状況になるまで放置しなければよかったではないかと、セリーナは反論しました。
ジュナが誰に利用されていたのか、邸宅内のことをきちんと把握していればこんなことにはならなかった、公爵様の母親ヅラをする前に使用人の教育をきちんとすれば？と言い放ちます。
→57話の感想（ネタバレ含む）＆次回考察
落ち着かないセリーナは、ジャネット夫人のことをどう思うかカルシオンに聞きますが、カルシオンは忠実なメイドとしか感じていないようです。
しかし、他人だからわかることもある。セリーナから見ると、ランバード家に忠実というよりも、カルシオンに執着しているように見えるのです。
なんか、もっと深い関わりがあるんじゃないかな？と思います。
ジャネット夫人は、先代公爵が結婚式を終えた後、首都からの帰り道に引き取ったのだそうです。詳しい経緯はわからないものの、その時から今までずっとランバード家に仕えているのですが、一時はカルシオンの乳母だったこともあるのだとか。
これ。ここに何か秘密があると思う。
乳母は普通、途中で交代しません。大きくなるまで同じであるはずなのに、公爵夫人が猛反対して、乳母ではなく公爵夫人専属の使用人になったと。
まさかだけど、ジャネット夫人がカルシオンのお母さんだったりする？さすがにそれはないかな。
でも、公爵夫人て、カルシオンのことをあんまり可愛がっていなかったような気がしますし、なんか辛辣なことも言ってますよね。
自分の子じゃないからなのかなと思ったりする。
狩りの時、実はカルシオンも襲撃されていました。矢が飛んできたそうで、鎧に傷がついています。
それを見たセリーナは、オーラン伯爵のことを思い出し、カルシオンまで同じ目にあったらと思って不安になったのでしょう、気絶してしまいます。
いくら芯の強いセリーナでも、事件のショックからなかなか立ち直れないですね。かわいそうに。
セリーナは、自分の耳が傷ついていることも言い忘れていたので、カルシオンは心から心配しているようです。
しかしもう2度とこんなことは起こらない、王太子が黒幕なら王太子を葬ってでも阻止すると言います。
まじで、心までイケメンなんだ、カルシオン。
王太子が黒幕なのでしょうが、証拠を掴むためには近づかなくてはいけない。でも近づけば今日のような事故が起きるかもしれない。
もう、不安で仕方ないですよね。
それを察知したカルシオン、すぐに後ろから抱きしめる！！
お前は抱きしめれば落ち着くって。
思わず弱音を吐いて、涙するセリーナ。そんな彼女をしっかりと抱きしめるカルシオン。
ああ〜〜、美しすぎる二人。
今やめたいといっても、たぶんカルシオンはOKするだろうけれど、最後までやり通そうと決意するセリーナでした。
カルシオンはセリーナの決意を尊重しながらも、もう2度と命をかけるなと言います。
ここでキスして欲しかったな…。
・ジュナが行方不明
・黒幕はおそらく王太子
・セリーナは怖くても最後までやり通そうと決意する
