
アーシャ、それはダメよ。絶対ダメよ
78話のあらすじ
皇太后の死から1ヶ月後。カーライルが正式に皇帝となりました。マティアスはすっかりおとなしくなり、姿を消していたガブリエルも、逮捕されました。
皇太后の遺体は防腐処理されており、マティアス、ガブリエルとともに死刑執行の日を迎えます。カーライルは民衆の前で皇太后たちの罪を明らかにし、刑を執行しました。
直接復讐させると約束していたのに、これで良かったのか?とアーシャに聞くカーライル。アーシャは、奴らの首を刎ねたら私の剣が汚れると答えました。
→「傲慢の時代」のつづきはebookjapanで!
※タイマー無料でお得に読める!
78話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
アーシャの剣はカーライルが特別に作ってくれたものですからね。たしかに、あんな奴らの首を刎ねるのはもったいない。
しかし、カーライル、観察眼が鋭いというか、アーシャのことに敏感になってるな。
アーシャの顔色が良くないから、直接手を下せなくて残念がっているのかと思ったらしい。
アーシャには実は悩みがあって、前日、地下牢にいるガブリエルに会いにいったとき、私が死んだらフェルバーズに行ってくれ、贈り物が見つかるはずとガブリエルに言われたのです。

贈り物!?なに!?
今は言えないけど、フェルバーズへの償いだと。
死を目前にして、今さら嘘はつかないと思う。でも何?
それがわからないから、アーシャは悶々としていたんですね。
それにしても……作家様の画力がすごいなと思って。
黒魔術を使って、神聖帝国を建てるぞ〜となっていたときのガブリエルと、全く別人のようなやつれた顔。
美しさのかけらもない。
出てきたばかりの時は、ガブリエルもイケメンだな〜なんて思っていたのに、ここまでやつれるとはね。

早くフェルバーズに帰って確かめたいですね。
カーライルが皇帝になったのはいいけど、忙しすぎて、アーシャですら会うことができていない。
そんな中で、アーシャは離婚届を用意します。
ダメだよ〜〜〜〜。
カーライルは、アーシャのことしか考えてないのに!!

というか、カーライルがちゃんと言葉で伝えないからだな。
両思いなのに。しかも、カーライルが皇帝になれたのは、アーシャの力だって大きいでしょうよ。
ここで離婚とか、ありえない。
でも……流れとして、一回離婚して、フェルバーズに帰るんだろうか。
フェルバーズには、デッカーがいるし、デッカーがドロシアと結婚すれば大丈夫な気がするんだけど。
絶対離婚しないで欲しい。
頼むよ、カーライル。絶対アーシャを手放すな。
・カーライルが正式に即位
・皇太后、マティアス、ガブリエルは処刑
・アーシャはカーライルに離婚届を渡す
→79話へ続きます。


コメントを残す