「傲慢の時代」35話・ジャイロへの帰還

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殿下の「お小言」ってかわいい。しかし、マティアスのポンコツぶりはいつ見ても笑える。

35話のあらすじ

カーライルがジャイロ(首都)に行くことになり、アーシャはデッカーを連れて行くことをカーライルにすすめます。リオネルも同意。

他にも、実力があり、外見も良い戦士たちを連れて行ってはどうかと提案するアーシャに、こういうときのアーシャは本当に賢く見える、だが小言を言わせてもらうというのです。

その頭の良さを普段からもっと使え、もう少し要領よく立ち回れといわれ、これだけ殿下から資金や物資を奪ったというのに、これよりもっとなのか?とわけがわからないアーシャでした。

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35話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

アーシャはカーライルからたくさんの物資や資金をもらったと思っていますが、それはすべてフェルバーズのため。

自分の取り分は一切なく、不正もしていないことをカーライルはわかっているから、こんなことを言ったんですね。

管理人
管理人

殿下の「お小言をいわせてもらう!」ってかわいい。

どうしてアーシャはこんなにも欲がないのか、自分がいつここを去ってもいいのかと、少し苦しくなるカーライル。

もう殿下ったら、かなりアーシャのことが好きですね。

俺は俺を助けてくれた人間のことを忘れることはないから、もう少し欲を出せアーシャ、といわれて、自分が欲しがっている相手が誰なのか知ったらあんなことは言えないと思うアーシャでした。

管理人
管理人

大丈夫。口に出したら、殿下も同じ思いでいるから。

アーシャは、恋愛経験がないから自分でもよくわからないけれど、カーライルを欲していることは自覚している。まさに、両片思い。

早く通じ合ってくれ…

さて首都では、カーライルが戻ってくるという話題で持ちきりでした。

皇后が一生懸命否定的な世論を作っておいたのも、全て水の泡。すっかり歓迎ムードです。

カーライルが首都に来るという話を聞いたマティアスは、平常心ではいられません。奴を捕まえる絶好の機会だと見当違いなことを言い出す始末。

さすがの皇后も、なんの罪もない、しかも戦争で勝手帰ってくる皇子を捕まえることはできません。

しかしマティアスは、戦争に行きたくない一心で、皇帝にお願いしてカーライルを捕まえようと言い出します。これには皇后もいらっとし、ビンタを一発食らわせました。

マティアスは本当にヘタレで、軍事学の授業を受け、戦争や魔物の話を聞くだけで怖くなっているようです。

管理人
管理人

これで皇子なのか…

戦争の才能はなくても、他に何かあればカーライルに対抗できるのに、これでは無理ですね。

とりあえず軍事学の授業はなくすと納得させ、マティアスを落ち着かせました。

その後、部下に「デアクトシン」という、以前マティアスに使った薬を再開するよう命じます。

数日後、デッカーたちを伴って、カーライルがジャイロ入りしました。

この1年で大きく成長したカーライル。アーシャが必死でフェルバーズを復興させようとする姿を見てきたからか、ここへくるまでに劣悪な環境に置かれている地域があることを確認し、皇帝になったらやるべきことが山積みだと思うのでした。

皇帝に謁見したカーライルは、以前の様子とは大違い。傲慢さはなりをひそめ、謙虚に戦勝の報告をします。そして、今後2年間、最善を尽くすと約束します。

欲しいものは?と聞かれ、慎ましくでも構わないので戦勝の宴をお願いします。

あんなに傲慢だったカーライルに何があったのかと皇后が驚くほどの変貌ぶりでした。

今回のストーリーのまとめ

・ジャイロへ一時帰還することになったカーライル

・アーシャにもっと欲を出せという

・マティアスは相変わらずのヘタレぶり、カーライルは1年で傲慢さが消え、大きく成長した姿を皇帝に見せる

36話へ続きます。

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