「傲慢の時代」27話・アーシャの思い、デッカーの思い

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領主様はアーシャしかいないのよ。

27話のあらすじ

大丈夫かどうかわからないこと自体が大丈夫じゃないというデッカー。アーシャは、大丈夫じゃない理由なんてないはずなのにといいますが、デッカーは、騎士たちの合同訓練の件で、アーシャのプライドが傷ついたのだと気づきます。

自分の気持ちを押し殺すな、嫌な思いを隠さなくていいと言ってくれるデッカーに、思わず本音が漏れるアーシャ。

アーシャは、自分がいなくても、カーライルさえいればフェルバーズは復興できたのではと思っていたのでした。

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27話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

そんなわけないじゃん!

アーシャ、そんなわけないじゃん!

お金があれば復興できるわけじゃない。

もちろん、お金は大事だし、穀物も大事だけれど、こんな厳しい状況の中、みんなががんばれたのは、アーシャが領主だったからです。

デッカーはもちろんわかってる。

しかもデッカーたちは、アーシャを売り飛ばして生きているのだと、自責の念も持っていました。

俺たちが仕える領主はアーシャ・フェルバーズであって、カーライル・エヴァリストじゃないと、涙を流すデッカー。アーシャはその姿を見て、しっかりしなきゃと改めて思うのでした。

管理人
管理人

デッカー、ありがとう。

そうなの、フェルバーズの領主はアーシャしかいない。

涙を流すほど、アーシャのことを心配し、罪悪感も持っていたのだと思います。

こんな部下がいるのも、アーシャ様の領主としての器が大きいからですよ。

さて数ヶ月後。4月の末になり、すでに雪も溶けています。

双眼鏡で外の様子を見ているアーシャとカーライル。

なにやら、見慣れぬ建造物があります。

見捨てられた土地で生きる野蛮族は、あちこちで吹き出している魔気で汚されているため、攻撃的で破壊的になっているそうで、帝国の文化や技術とも断絶しているらしい。

だから、今見えるような建造物を作ることはできないはずなのに…と思っていたら、野蛮族の襲撃だと知らせが入りました。

もう一度窓の外を見ると、野蛮族が投石器を使っています。

相手のイグラム族の数は2,000、後方隊はまだ確認できないものの、騎馬隊も増えているとの報告があり、ここはカーライルの力を借りなくてはと思うアーシャでした。

これが、皇后の策略か。

いくらカーライルを蹴落とすためとはいえ、帝国の領地を攻撃させるとか、ほんと頭おかしいと思います。

今回のストーリーのまとめ

・アーシャはプライドが傷つき、自分がいなくてもカーライルさえいればフェルバーズは復興できるのではと思っている

・フェルバーズの領主はアーシャしかいないと涙を流すデッカー

・野蛮族が投石器を使って攻めてきた

28話へ続きます。

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