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モルビドゥスってどうしてこんなにかっこいいんだろ。
210話のあらすじ
何事にも終わりはある。リエターが止めるのも聞かず、モルビドゥスは火魔と対峙して消えました。
皇妃の体は元に戻り、傷だらけになりながらも、ウィリアム皇子の墓まで這うようにしてたどりつきました。最後は、お墓を抱きしめたまま、息絶えます。
その頃、リエターは必死に治癒の力でペルディアンを助けようとしていましたが、それもむなしく、ペルディアンも最期を迎えます。
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210話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
モルビドゥスの表情が、ほんの少ししか描かれていないのに、すごく満足している感が伝わってくる。
ベアトリーチェ王女との記憶で、「ある人は死ぬためにここまで生きてきたんじゃないかと思う」という会話があるんですけど、モルビドゥスはそのとき、王女のその言葉が理解できませんでした。
悪魔は人生長いけど、人間は短い。だったら、時間の価値が高いんだから、生きてる時間を有意義に使わないといけないのに、なんで死のうとするのかわからんと。
でも王女は、ある人にとっては死がその人の人生を完成させる最後の方法かもしれないというのです。
だから哲学は人間だけが研究するんだろうなというモルビドゥス。
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このときのやり取りの意味が、自分の死を目前にして、ようやく分かったってことなのかな。
だから、モルビドゥスは満足そうな顔をしていたのでしょうか。
今回も、奥が深すぎて。
たくさんの人が亡くなってしまったけど、皇妃もペルディアンも、最後は満足しながら死出の旅に出た気がします。
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ここであのベアトリーチェ王女の話が生きてくるんだな。
ペルディアンはジェイドとリエターのことを思って、満足して亡くなった気がする。死んでほしくはなかったけど。
キリアンが「全て終わった」と言ってるので、決着がついたのか?
ルッテンフェルトはどうなった?
あいつは亜空間に逃げたけど、その空間に閉じ込められたままになるのかな?
モルビドゥスが……消えちゃったんだけど、どこかで生きてないかな?幸せになるリエターを見守って欲しかったのに。
・モルビドゥスは火魔と対峙して消える
・皇妃はウィリアム皇子の墓を抱いて息絶える
・ペルディアンもリエターの蘇生虚しく、亡くなる
→211話へ続きます。
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