「赤い瞳の廃皇子」183話・最後の冬(2)

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久々に出たなー。ビンクおば。

183話のあらすじ

会いたかったですという白々しいセリフとともに、キリアンとリエターを迎えたのは、アベルサティ皇妃。

キリアンの義母として迎えに出てきましたが、キリアンは、今回は王女様の騎士として来ているので、私的な挨拶はまた後でとはぐらかします。

私たちの反目が帝国に害を及ぼしているのでは……という皇妃に、キリアンは、今回は陛下の招きでラメンタのものを受け取りにきたので、この場で問題を解決するためではないと話を遮ります。

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183話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

まずは先制パンチ、といったところでしょうか。

いつもの傍若無人な態度はなりを潜め、あくまでも「王女様の騎士」として丁寧に、上品に振る舞うキリアン。

今回は、私が懇願して王女様にきていただいたのだということを、大勢の前で印象付けます。

キリアンは、もともと皇太子だったっけ?

管理人
管理人

後継者教育も受けていると思うので、やろうと思えばいくらでもちゃんとした振る舞いはできますよね。

皇妃が、好きな部屋を使っていいですよと言っても、二人は外に泊まるからいいよーと断ります。

皇宮なんかに泊まったら、何されるか分からないしーって感じでしょうか。

表向きは、招いてくれた陛下が回復していなから。それでいいと思います。

ところどころ、「大公がこんなに上品に話せるなんて」とか「王女様は大公のマスコット」とか、喧嘩売るような無礼な言葉を挟み込んでくる皇妃。

管理人
管理人

さすがといえば、さすがですね。

笑顔でサラッと、ちくちく侮辱してくる。

しかし、それに負けずに堂々としていたリエターも素敵です!

キリアンは皇子だったけど、リエターは平民として暮らしてきたわけだから、いくら王女だとはいっても、こんな公式の場は初めてですよね。

でも、堂々として美しかったです。

キリアンもかっこよかった!

まだ序の口だから、気は抜けないけれど、なんとか乗り切ってほしい。

今回のストーリーのまとめ

・皇妃がキリアンとリエターを迎え、笑顔で言葉の暴力の応酬

・好きな宮に泊まってと皇妃が提案

・キリアンは騎士だから皇宮には泊まれない、リエターは外に泊まりますと皇妃の申し出を断る

184話へ続きます。

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