「傲慢の時代」54話・すべては思い通りに

ほんとにそれでいいのか、カーライル。

54話のあらすじ

南部戦争での勝利を収めたことで、カーライルの人気は急上昇。しかも、戦後の復旧を手助けしたことにより、住民たちとの関係も改善されました。

すべてはラフェルトの思い描いた通りです。

あの日、ラフェルトを厳しく叱責したカーライル。人々が自分を支持する姿を見て、ラフェルトが正しかったのかもしれないと思いながらも、気持ちは晴れません。

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54話の感想（ネタバレ含む）＆次回考察

そりゃ、気持ちは晴れないでしょうよ。アーシャを裏切ったのだから。

カーライルの意思ではなかったとしても。

あんなに純粋な人をだまして、戦わせたのだから。

しかも、自分が愛している人なのに。

管理人

早く自覚しないかしら、カーライル。

さて、一足先にフェルバーズに帰ってきたアーシャとデッカー。

アーシャの様子がおかしいことに、当然デッカーは気づいています。

何があったのかと聞き、今回の戦争の原因を聞いて驚くデッカー。

しかしここは頼れる兄貴、カーライルとの関係を終わらせて帰ってきたアーシャの選択が正しかったと言ってくれました。

管理人

これで少しは、アーシャの気持ちが晴れるでしょうか。

その頃、首都では、皇后とマティアス、そしてガブリエルが会っていました。

へたれマティアスは、カーライルが首都に戻ってきたらどうしようと、ただただ不安。

大丈夫、神官をつけてあげるからとガブリエルが落ち着かせています。

ガブリエルは二人のことを、神聖帝国を建てるまでの駒だと思っているし、皇后たちは自分の保身しか考えていない。

そしてマティアスの妹たちも、自分たちの身を守るために動き出そうとしているし……。

管理人

まったく、クソばっかりですな。

アーシャからもらった皮のブレスレットをずっとつけてるカーライル。

これからどうするんだろう。

皇太子に復位しないことには皇帝にもなれないけれど、このままでは大事なアーシャを失ってしまうよ。

それでいいのか、ほんとにいいのか。

アーシャに、これ以上傷ついてほしくないな〜。

→55話へ続きます。

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