フランツの笑顔が増えると嬉しい。
23話のあらすじ
チェラアンは剣を抜いたことを謝り、バソロミュも失礼な発言をしたと詫びます。バソロミュは、チェラアンの剣を見て、装飾用だと言ったからでした。
ユディットはチェラアンに気をつけるようにと言いますが、チェラアンもユディットに、王子様にちゃんと返事をしないと、と教えます。
フランツがあまりに楽しそうにしていたので、ユディットは何を言うべきか迷ってしまったのでした。
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23話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
予期せぬフランツの笑顔、ユディットには想定外でしたが、良かったですね。
バソロミュが来てくれたおかげで、フランツが正気を取り戻している。
まだまだ前途多難ではあるものの、ユディットにはチェラアンが、フランツにはバソロミュがいてくれたら、協力しながらがんばれそうです。
でも、ユディットは迷っている。これまでは、たとえフランツが不幸であっても、王にしなくてはと思っていました。
しかし、フランツが幸せでないなら、王冠を被せる意味はあるのだろうか。そんなことを考えていました。
今日、フランツが楽しそうに剣を交えている姿を見て、改めてフランツの幸せについて考え始めたユディット。
前世があまりに悲惨だったため、とにかく王位にと思ってきたけれど、それでいいのか。
これからは、ただ王位を目指すだけでなく、二人で幸せになる方法を考えてくれたら、読者も嬉しい。
仲良くなったついでに、バソロミュとチェラアンに、医師の知り合いがいないかと聞くユディット。
陛下の薬を探ろうとしています。
新しい医師が来たけれど、やはりユディットには薬を触らせようとしないので、ユディットは厨房を探りに行きます。
煎じたのなら厨房だろうと思って探していたら……偶然、床下から見つけました。
しかしそのとき、誰かが入ってきて……
ここで見つかったらやばいのでは。
どうせ新しい医師も買収されてるんだし、また王妃にいじめられるんじゃないか。
・チェラアンとバソロミュがちょっとした諍いになりかけるが仲直り
・ユディットはフランツの笑顔を見て、フランツの幸せについても考える
・陛下の薬を怪しんだユディットは、厨房で隠されていた薬を見つける
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