
コミュニケーション不足なのよ、ヘリオス。
37話のあらすじ
シェリアの時間を巻き戻したのはおまえか、シェリアを●して自分が大魔道士にでもなるつもりかというヘリオスに、リトは、お姉ちゃんが欲しいだけだといいます。
大魔道士様を苦しめたのは君たちだと言われて、返す言葉もないヘリオスでしたが、君の好きにはさせないと剣を抜きます。
するとリトは口止めのために、僕のことを口外すれば、大魔道士様は永久に君を忘れるという魔法をヘリオスにかけて、その場から消えました。
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37話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
シェリアの記憶から消えるとしても、シェリアとこの国を守るために黒魔法に対抗する術を考えようとするヘリオス。
そして準備ができたら全てをシェリアに打ち明けて、自分を忘れてもらおうと思います。
その頃シェリアは夢の中で、お母さんとまだ話をしています。
グリモワールに行った時、シェリアパパが花火を打ち上げようとして落下してきた話をしていました。
お母さんきれいだし、シェリアといてとても楽しそう。でもそろそろ時間がきてしまいました。
魔力暴走が落ち着いたようです。
お母さんは、真実を見誤らないで、油断しちゃダメよと最後に助言します。殿下がきっと…と言いかけて消えてしまいました。

何を言いたかったんだろう。
ヘリオスが心を入れ替えてがんばるってことを、伝えたかったのかな。
お母さんが消えると同時に、シェリアは目を覚ましました。よかった。
部屋には誰もいなくて、ソファにはヘリオスの上着がかかっていました。
するとヘリオスがノックもせずにドアを開けて入ってきたので、小言を言おうとすると、いきなり抱きしめられました。
ヘリオスは心の中で謝り、もう君に触れるのは今日で最後にするからと、思い切りシェリアを抱きしめます。
最後のヘリオスの表情、本当に安堵していることがわかります。

これは切ない。
でも、そういうとこよ?
前世の出来事を知ったってことは話せなくても、これから精一杯優しくして、シェリアを大事にすればいい。
もう触れないからとか、そういうのダメなんよ、ヘリオス。
たしかに、過去のひどい言動を見たら、シェリアに触れる権利なんてないと思うのは当然かもしれないけど、そうやって勝手に突っ走るから、誤解が生じる。
そろそろ学びなさい。
・リトはお姉ちゃんが欲しいだけだという
・ヘリオスに、自分のことを口外したらシェリアが君のことを忘れるという魔法をかけていなくなる
・すべての準備が整ったらシェリアに話をして、忘れてもらおうと思うヘリオス
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