カエルス、もう完全にヘスティアLOVEじゃん。何回読んでも幸せな気分になれる回。
62話のあらすじ
まさか、おいしいお茶を飲みたいという気持ちも否定するのかというヘスティアの言葉に、何も言い返せないディアーナ。すると、隣にいた令嬢が行きすぎた解釈であるとディアーナを庇います。
ヘスティアは、自分も同意見だと。たかがお茶ひとつ。石けんも同じではないか?と言います。平民がより良い暮らしを追求することの何が悪いのか、まさか平民の身分上昇そのものを否定するのか?と聞きました。
この帝国一番の玉の輿であるディアーナは、何も言い返せません。
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特大ブーメランとはこのこと。
香りのついた石けんで、平民の上昇願望を煽ったとヘスティアを責めていましたが、ということは、平民が上昇願望を持つことがよくないと言っているわけですよね。
自分も平民だったのに。なんと傲慢な。
やさしいマダム・ハルモニアは、話題を変えようと助け舟を出します。と、そこで最後の一撃。
「マダム・メロぺは今頃どこで何をされているのでしょう?」
まんまと挑発に乗ったディアーナは、ここでヘスティアにお茶をかけます。
お茶をかけるって、皇太子妃にあるまじき行為ですよね。相手は侯爵夫人ですよ。
この発言は、ディアーナに忠誠を尽くしたところで、マダム・メロぺと同じように、そして今の自分と同じように、ひどい仕打ちを受けるかもしれないという意味です。
令嬢たち、ディアーナについていてもいいことはないって、わかったでしょうか?
と、そこへヘリオス登場!
ディアーナがヘスティアを招待したというから不安で来てみたら、不安的中。頭からお茶をかぶっているヘスティアと、カップを手にしているディアーナ。
嫁が何をしたのか、一目瞭然でした。
ベストなタイミングで登場しましたね。
あとから人づてに聞くのと、自分で目撃するのとでは印象も違いますし。
さて、帰宅すると、ヘスティアを心配したカエルスが飛び込んできます。
ヘスティアは上機嫌でしたが、カエルスはとても心配しています。主治医に何度も怪我の状態を聞く。
「怪・我・の・状・態・は?」って聞くカエルス。相当心配してるみたい。
侯爵家の主治医・マカリアさんも結構なイケメンなので、久々の登場が嬉しいです。スタッフもイケメン揃いの侯爵家。
顔がヒリヒリしているから薬を塗りますというと、顔に塗るのか?顔に直接?と何度もカエルスが聞くので、マカリアさん、空気を読む!!
急ぎの用を思い出したので、薬は侯爵様お願いします!といって出て行ってしまいました。
グッジョブ!
推しが薬を塗ってくれるなんて…でも真のオタクは公私を区別しなきゃ、推しはやましい下心なんて…と思ってカエルスの表情を見ると、いやいや、下心満載ですがな。
カエルス、なんと美しいのでしょう。
ヘスティアのことが好きだって言っちゃえばいいのに。
・ディアーナはヘスティアの挑発に乗ってお茶をぶっかけてしまう
・その現場をヘリオスにも見られる
・怪我をしたと聞いて心配し、帰宅したヘスティアの元に駆けつけるカエルス