因果応報、自業自得。
162話のあらすじ
ラスタの実父がラスタに会いに来ました。もう2度とくるなと拒絶するラスタでしたが、父親は遠回しにラスタを脅迫してきます。
ラスタのことを父に教えたのはエルギ公爵であることをほのめかし、商団を作ってみたいのだというのです。
父はお金を貯めて、奴隷の身分から解放されていました。商談を作るための費用をせびりにきたのですが、ラスタは1銭たりとも渡さないと拒絶します。
→「再婚承認を要求します」はebookjapanでも読める!162話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
新年第1回目は、西大帝国の幸せな話で幕を開けたかったが…。
ラスタが奴隷になったのはラスタのせいではないし、これまで大変だったこともわかるけれど、同情の余地はない。
たしかにこの父親はクズです。でも、ラスタが皇帝に拾われてから、誠実に生きる道はいくつもあったはずです。
ソビエシュはなんだかんだいって、子供のためになることならラスタを助けようとしたはずだから。それだけの権力がありますし。
しかし隠し事をし、エルギ公爵に恋人になってくれといい、暗殺者を雇い、クズなことをしてきたのは自分です。自業自得だと思う。
ラスタに拒絶された父親は、お前がどれほど恩知らずか言いふらしてやるといい、出て行きました。
そして新聞に、ラスタが元奴隷で貴族の両親は偽物であるという記事が載ります。書いたのは、ラスタの侍女だった女性の兄です。以前もラスタの皇后としての資質を疑う記事を掲載していました(150話)。
ラスタはこの記者を呼びつけて、記事について問いただしますが、記者はラスタの態度に疑問を持ちます。
ラスタの前で脚を組んだのに、気にもとめない。自分の前で脚を組む平民を、貴族が見過ごすはずがない。やはりおかしいと思います。
記者は、妹を返してください、妹が帰ってくるまでラスタを離さないといって帰って行きました。
ソビエシュが、この記事は本当なのかとラスタに聞きにきました。わかってて聞きにきているのですが、ここで本当のことを言うのか、また嘘をつくのか、ソビエシュの中である意味かけをしていたのでしょう。
結果は…また嘘。
ここで、本当のことを言えばよかったんだよ。解決してやるっていってるんだから。
ソビエシュも、奴隷になったのはラスタのせいではないので、助けてやろうという気持ちはあったのです。それなのに。
ばかだな。
これからの転落劇が楽しみです。
・ラスタの実父が商談を作る金をせびりに会いにくる
・新聞にラスタが元奴隷であるという記事が載る
・ソビエシュが解決してやろうと思うも、ラスタはまた嘘をつく