将軍、無理に水から引き上げようとするから、雪ちゃん水飲んじゃったじゃん。
第13話のあらすじ
水に浮いていたところで腕を掴まれ、引き上げられた雪。そこには、やっと宮から帰って来れたという将軍が。満月の夜に一緒に散歩をしようと言ったことを覚えていて、急いで帰ってきたのです。
皇帝が雪を正室として認めてくれるそうで、結婚式をすれば正式に正室となります。
そなたの望みは全部聞いてやったのだから、夫人としての義務を果たしてもらおうと、将軍は雪を抱きかかえて寝室へ移動します。
→より大人の世界が好みの方はebookjapanで読もう第13話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
池での出来事は、LINE版ではほぼカットされているので、話が繋がらず、「?」となる場面もありました。
ebookjapan版ではここでかなり濃厚なシーンが繰り広げられます。
雪はこの国で一番強い将軍の正室になりますし、皇帝がギラン国の女性を後宮に迎え入れることもあり、もう彼女が色目人であるからと侮辱されることはないだろうと。
何でも叶えてあげるから望みを聞かせてくれと言われても、無欲な雪はなにもいらないと首を振ります。
そんな様子がまた、将軍にとってはかわいいんですね。
雪を見る眼差しが、1話ごとに優しくなってます。
たぶん、何を言っても叶えてあげるんでしょうけど、この無欲さも可愛いんだろうな。
ことが終わった後に、欄干に座り月を見る二人。雪は将軍に抱えられていても、もういやそうじゃないですね。
この月堂は祖先のひとりが、「月をとってくれ」という愛する女性の頼みで作った場所なのだとか。ちょっとロマンチックですね。
絵がとても綺麗で、月を見ている二人の雰囲気もとってもいい。
何でもお願いすればいいのに、ここで雪がお願いしたことは、朝の挨拶をなくしてほしい、ということだけでした。
ほんとに無欲なのね。
将軍は臣下たちから種馬のように扱われることにうんざりしていて、子供なんてどうでもいいと思っていましたが、今では違います。
雪が逃げないように、彼女との子供が欲しいと切に願っていました。
いいパパになりそう。
夜が開けて月が消えるシーンがとても美しかったです。
ここで、本編完結です。
・雪が正室となることを皇帝が認めてくれた
・ことが終わった後にゆっくりと満月を眺める二人
・雪が逃げないように子供が欲しいと思う将軍