セリーナを好きになったのが、カルシオンでよかった。
56話のあらすじ
目の前で伯爵の胸に矢が刺さり、さすがのセリーナも平常心ではいられません。狩猟の矢なのか、それとも暗殺なのかもわからず、気が動転するセリーナ。
そこへ、カルシオンが戻ってきました。襲撃の様子を話そうとすると、セリーナは過呼吸になってしまいます。
足の力も抜けてしまいフラつくセリーナを、カルシオンが抱きかかえて移動します。
→「北部公爵を誘惑します」はコミックシーモアでも読める!56話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
いくらしっかり者のセリーナでも、目の前で人の胸に矢が刺さったら、そりゃ動転しますよ。
でもこういうときのカルシオンは、本当に頼もしい。セリーナにしっかりと寄り添って安心させようとしています。心までイケメンだ。
オーラン伯爵は、幸いにも急所が外れていて、あとは回復力次第だとのこと。よかったです。
もし亡くなってしまったら…セリーナが本当にショックを受けるでしょう。この世界ではよくあることかもしれないですが、現代では身の回りで人が亡くなるなんて、そうないですからね。
移動しようとしているところへ王太子がやってきました。
こいつなのかな〜、黒幕は。
狩猟大会は危険がつきものだと言って、あくまでも事故を主張していますけど、本当はセリーナを狙ったんじゃないの?
オーラン伯爵の医師にもお見舞いの言葉をかけていたけれど、セリーナは何か違和感を覚えていました。
黒幕か、黒幕じゃないにしても何かしら知っていると思うんだよな〜。
犯人は追い詰められて自決しました。その方法が、セリーナを浴室で襲った犯人と同じだとのことで、今回狙われたのはセリーナなのかもしれないですね。
王太子の話をしようとした伯爵の口封じをしようとしたのか、それともセリーナを狙ったのか。セリーナ自身でも答えが出ません。
考え込んでいると、カルシオンが「今は何も考えるな」と声をかけてくれました。
やさしいな〜。
邸宅に戻るとジュナの姿が見えません。逃げられないようにと仕事を言いつけておいたはずなのに。
逃げたのか、それともリレルの侍女にさらわれたか。
・オーラン伯爵は一命を取り留める
・王太子はあくまでも事故だという
・ショックを受けているセリーナに優しく寄り添うカルシオン