


生まれてきた子供に罪はないのに。
40話のあらすじ
パブレシカは、レオポルド皇帝の婚外子でした。前世では、へレイスが失踪している間にロサナ公爵に連れてこられ、検査の結果、実子であることがわかり、皇太子になるための教育を受け始めます。
しかし、へレイスが帰還したことで、状況が一変してしまいます。パブレシカは南部のボアルネ大公に預けられましたが、その後はロサナ家が引き取り、自分たちの傀儡としたのです。
今世でも、南部に預けられたところまでは同じでした。今回は、できる限りのことはしたから後は北部に託すと、フリントたちが引き取るように南部から要請されたのです。
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40話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
パブレシカ、へレイスが戻ってきたことで、「いらない子」になってしまったんですね。かわいそうに。
皇帝はへレイスを溺愛しているので、たとえパブレシカが実の子だったとしても、邪魔にされてしまうだろうと、パブレシカのみを案じたへレイスが、南部に送ったようなのですが……。

フリントがエリアーノと結婚したことで、状況が変わったみたい。
南部としては、パブレシカを連れてきたのはロサナ公爵だから、ロサナ家の一因であるエリアーノが責任取れよ、ということらしい。
それもどうかと思うけれど、かわいそうなのはパブレシカですね。親戚たらい回しみたいな。
前世ではかなりひどい人生で、へレイスまで巻き込まれている。
・へレイス、皇太子の資格を剥奪される
・パブレシカは次期皇太子になったのに、へレイスを●害
・ロサナ公爵も●害
・フリントがパブレシカを始末して皇帝となる
なんでへレイスが皇太子でなくなったのかは、まだわかりません。
きっと、ロサナ公爵がからんでいるんでしょうね。
と考えると、たくさんの人を巻き込んだ前世でのさまざまな不幸は、すべてロサナ公爵が原因なのではないか。
この人の私利私欲のせいで、エリアーノもへレイスも命を落とすことになったのではないか。そんなふうに思います。

今世では、この流れを変えることができるでしょうか。
自分がマルセルと結婚するのは避けられたけれど、エリアーノにとっては、フリントが幸せになる未来も大事なのではないか。
今世では、ロサナ公爵にきっちり復讐して、他のみんなは幸せになってほしいな。
最後にパブレシカが出てきたけど、めっちゃかわいいじゃん!
この子には、なんの罪もない。今世ではどうか、幸せになってほしいです。
・婚外子パブレシカは、前世では悲惨な人生だった
・今世でも皇帝に邪魔にされ、パブレシカの身を守るためにへレイスが南部に送った
・北部で引き取れと南部から送られてくる
→41話へ続きます。


