
セシリアもデッカーもおめでとう!
86話のあらすじ
正式な即位から1週間後。エラヘ教は借りていた土地を返還し、カーライルを支持していた貴族たちはそれぞれ褒美を授かりました。
セシリアも正式にデュプレット家を継承します。すると、セシリアの継承を快く思わない貴族たちは、兄たちがどう思っているのか、セシリアと結婚したら「デュプレット伯爵夫君」だなんて…と陰口を叩きますが、セシリアも、継承を認めたカーライルも、全く意に介しませんでした。
そして、デッカーもフェルバーズ領を授かります。
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86話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
セシリアが、かっこいい。この人が味方についてくれて、本当に良かった。
めちゃめちゃ賢いからこそ、自分の利益しか考えないアホな貴族たちと違って、アーシャの器の大きさがわかったのだろうと思います。
だから皇后になる道ではなく、自らが当主となる道を選んだ。

セシリア、英断だったと思いますよ。
そして、デッカー!!
カーライルはさすがです。デッカーはフェルバーズ伯爵家の家臣ですし、男爵です。普通なら、もっと高位の貴族に、フェルバーズ領を授けるところでしょうが、今までフェルバーズを支えてきたデッカーにこそ、次期辺境伯になる資格があると考えました。
そして数日前に、デッカーを呼んでフェルバーズをよろしくねと話すのです。さすがだ。
アーシャも、涙ぐみながら、デッカーにフェルバーズを託します。アーシャ泣いてるのか!?とビクッとする大男ふたりがかわいい。デッカーも、一緒になって泣いてるし〜。

デッカーはこれから、ドロシアとの結婚話も進めないといけないですしね〜。
もう、幸せいっぱい。
ドロシアがフェルバーズに学校を建てるらしいですよ。教えるのも上手だから、しばらくは先生役も担うのだとか。
そんな話をするデッカーが、ドロシアにメロメロなのが好き。
場面は変わって、数週間後のフェルバーズ。
ドロシアはすっかり「先生」になっていますね。

話すときに、しゃがんで子どもたちの目線になっているのが、ドロシアの優しさを表してます。
デッカー、本当に良かったね。こんな素敵な人と巡り会えて。
でもさー、これから結婚するってのに、「ドロシアお嬢様」「フェルバーズ伯爵」って、距離ありすぎん?
名前で呼び合ってもいいのでは!?でもこれが、この二人の良さなのかな。
これからラフェルトがフェルバーズに来るというので、少し心配ですが、どうか二人の邪魔をしないでください。
・セシリアが正式にデュプレット家を継承する
・デッカーが辺境伯となってフェルバーズ領を引き継ぐ
・フェルバーズではドロシアが学校を建てる
→87話へ続きます。


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