みんな迷惑かけてるのよ、生きてるだけで。そんなこと言わないでよ。
35話のあらすじ
遥は涙ながらに、一樹が恋人になりたいという意味で希人のことを好きなのだと話します。
一樹がそう言ったのだと聞いて、それなら尚更ダメだと思う希人。やはり、一樹には会えないと答えます。
拓はまだ粘ろうとしますが、その様子を見て、希人は本当に一樹のことが好きなのだとわかった遥。一樹のことが好きだからこそ、希人は離れることを選んだのです。
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35話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
好きだから会いたい一樹と、好きだから会いたくない希人。
どっちも好きなのに、どうにかならないのかな。すごく切ないな。
希人の心が少しでも楽になるように。どうすることが正解なんだろう。
さて、希人が家に帰ると、両親が口論していました。父は酒に溺れ、依存症になっています。
自分たちが先に死んだらどうなるのか、姉が一生面倒見るのか、人工呼吸器をつけるならあといくら必要なのか。
そんな口論が聞こえてきて、希人はいたたまれなくなってしまいました。
たしかに、現実問題として考えなくちゃいけないことだと思います。
お金も大事です。
でも……子供が聞くかもしれない状況で、なんで口論なんかするかな。
急に子供が不治の病だといわれたら、動転してしまうのも分かります。でもね、本人はもっと辛い思いをしているのだから、親としてはそれを受け止めてあげないとさ……。
自分はいつから、生きてるだけで迷惑をかけるようになったんだろう。迷惑の塊。そんなふうに思ってしまっている希人。
そして……クローゼットでよくないことしてるよ!!
さっさと死んだほうがいいなんて、絶対に思っちゃダメだよ!!!
だめええええ!!!!
おねえちゃん、早くきて!!希人を助けて!!!
・拓と遥が説得するも、自分も一樹が好きだから余計に会ってはいけないと思う希人
・希人が家に帰ると両親が口論していた
・生きているだけで迷惑をかけるならさっさと死んだほうがいいと思ってクローゼットで準備をする希人
→36話へ続きます。
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