「赤い瞳の廃皇子」200話・最後の冬(19)

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記憶を取り戻すというのはそんなに大変なことなんだ。

200話のあらすじ

忘却の権能は強力であるため、消された記憶は簡単には取り戻せません。しかし、オブリビウスが消えたせいなのか、それともリエターの祈祷能力が強いせいなのか、記憶を取り戻しては消えるということを繰り返していると説明するメルデス。

今は夢魔の権能がリエターの身体中の精神を掻き回しており、目を覚ますことができませんでしたが、その様子を見たモルビドゥスは、失った記憶が消滅していなくてよかったと思います。

そしてキリアンに、呪いを解くことは諦めて、リエターの記憶を取り戻してこいというのでした。

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200話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

ラメンタの亡霊たちがリエターを見つけてしまったので、亡霊がリエターに取り憑かないようにモルビドゥスが守っているから、キリアンが代わりに記憶を取り戻しに行くと。

呪いを解こうとすれば、リエターが「エユラティオの娘」となってしまう。それでは、ベアトリーチェ王女が断ち切ろうとしたラメンタを引き継いでしまうことになるから、モルビドゥスはなんとしても阻止したい。

それが、王女様の願いだったから、モルビドゥスは必死でリエターを守ろうとしているんですね。

ここで、些細なことですが、立場の確認といいますか、キリアンが「命令は俺がする」といって、モルビドゥスに「リエターを守れ」といってから立ち去ります。

生意気なやつとつぶやくモルビドゥス。

管理人
管理人

リエターをめぐるこの二人の関係って、本当に面白いと思います。

モルビドゥスは父親的な、キリアンは恋人としての愛情だけれど、どっちも、自分の方がリエターを思ってる!って張り合ってる感じ。

そしてタニア聖女の悪魔、メルデス、けっこう好きです。タニア聖女と一緒にいるせいか、なんとなく人間臭くて。

今回も、火魔の対策をしなくていいのか?空から落ちてくる火の心配はしないのか?そもそも疫魔は火魔と相性悪いんじゃないの?とモルビドゥスの心配してます。

モルビドゥスは、水魔が来るのを待っていたみたい。疫病と水は相性がいい。ペルディアンの力で火が消せるということなのかな。

さてその頃、キリアンはラジオネル枢機卿と戦っていました。

管理人
管理人

メルデスによると、こいつは一度死んでるらしいです。

そして、20年前の皇室の剣術を使っている?

ルッテンフェルト。

キリアンのおじで、現皇帝の兄。

つまり、リエターのお母さんを処刑した張本人!!

ラジオネルは一度死んで、ルッテンフェルトが取り憑いたの?

ルッテンフェルトが死んで、悪魔になったの?

謎はますます深まりましたが、さらに面白い展開になってきた。

今回のストーリーのまとめ

・リエターは記憶を取り戻そうとするたびに消されてまだ目が覚めない

・火魔の攻撃は続いているが、水魔と疫魔は相性がいいというモルビドゥス

・モルビドゥスがリエターを守っている間、キリアンはラジオネル枢機卿と対決

→201話へ続きます。

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