オーエン妹、がんばるんだ!!
第85話のあらすじ
ラルスの天才詩人、ジェラルド・オーエンの妹は、兄の遺作を持って出版社を訪ね歩いていましたが、出版してくれるところは見つかりませんでした。
この遺作を発表することで兄の名誉に傷がつくことは分かっていましたが、真実を明らかにする方が重要だと考えていた妹。
ラルスでは出版できないとなると、これからどうすればいいのかと悩んでいた彼女に声をかけてくれた人がいました。先程お願いに行った出版社にいた人です。
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第85話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
妹に声をかけてくれた人は、レチェンの首都ベルネにある出版社を紹介してくれたのです。
これで少し光明が見えてきましたね。レチェンでグレディスの暴露本出版なんて夢のようです。
もしかしたら、これでエルナとグレディスの立場が逆転するかも。
エルナがもういじめられなくなるなら、なんでもいい。
さて、バフォードでは最後の夜。
ビョルンは夏の間、シュベリンに来てはどうかと男爵夫人を誘いますが、大都市は合わないと断ります。
エルナは、おばあさまと一緒にいたい、でも自分の情けない姿は見せたくないという複雑な思いを抱えていました。
あっという間だったバフォードでの日々。
帰りたくないでしょうね……帰ったらまた辛い日々が待ってる。
しかし楽しい時間ほどすぐに過ぎてしまう。
あっという間に翌朝。エルナとビョルンはシュベリンに帰って行きました。
出発した後に、おばあさまがメイドから渡されたのはエルナがおいていったプレゼント。大好きなクロスワードの本でした。
ほんとに、ここにずっといられたらどれだけ幸せでしょうね、エルナもおばあさまも。
シュベリンに戻ってきたエルナは、うたた寝をすることが多くなっていました。
先日、オペラの公演でもうたた寝をしてしまい、当然のことながら大公妃への攻撃は強まります。
そんな中でも、リサだけがエルナの味方になってくれるのはほんとにうれしい。
エルナが自分を保っていられるのは、リサがいてくれるからだなといつも思います。
もしかして、エルナ、妊娠しているのではないかな。
グレディスの実態が暴露され、エルナが妊娠したとなれば形勢逆転するはず。
早く真実が明らかになりますように!
・オーエン妹は兄の遺作を出版してグレディスの悪行を暴こうとしている
・バフォードでの楽しい休暇は終わってしまった
・エルナはシュベリンに戻ってきてからうたた寝することが多くなった
→86話へ続きます。
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