もっとルシェのことを信じよう。
60〜61話のあらすじ
ミエスは体を仮死状態にする呪術を使ったようでしたが、目覚めるとここがどこだかわからない。目の前にはルシェとセリア。しかも、例の箱を手にしている。
そのときルシェは面白い情報を掴んでいました。ミエスもその母も呪術師。呪術師はそもそも純血でなければならないという事実も。つまり、ミエスは公爵の私生児ではないということでした。
緑の邸宅に送り込んだ手下にも呪術をかけておいたのに、どうしてすべてばれているのかわからないミエス。どうやらセリアのせいだと思ったミエスは、ルシェに先代と大公妃の話をします。
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60〜61話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
先代大公は大公妃におぼれて、いつか大公妃に捨てられると不安になり、永遠に妻を縛り付けておく呪術を教えてほしいと呪術師を尋ねました。
それで、ミエスがベルク家に潜り込むことができたのですが……セリアを見て、「シュテルンは星に捨てられた」からなんの力もないはずなのにという。ミエスは何を知っているのでしょう?
セリアがビビだけをそばに残し、ルシェには退室してもらってひとりでミエスを尋問すると、ミエスはリナのことは知らない、サークレットを奪おうとしたのも私の月に捧げるためだと言います。
月ってのは、リナのことかしら?
そこで、神聖力を使い過ぎてしまったセリアは気を失い、4日も目が覚めませんでした。当然、ルシェは心配して、何を企んでいるのか話してくれてもよかったのにといいます。
セリアは、リナと関わりのある人がサークレットの神聖力の影響を受けると考えているので、ルシェは最も遠ざけたい人。
だから、ミエスを尋問するときに離れていて欲しかったのですが、それをどう説明すべきか、悩みます。
ビビは良くて、自分がそばにいてはダメな理由がわからないルシェにとっては、信頼されてないと感じてしまうのは当然のこと。
しかし、セリアは原作の流れが当然心配なわけで、すべてを話せないのがもどかしいですね。
セリアは原作を「予言書」といって説明していましたけど、ルシェはその予言書の結末、時期を気にしています。
つまり、その結末の時期さえ過ぎれば、セリアが心配していることは無くなると。
どうしてここまで自分によくしてくれるのかというセリアの問いに対し、君が好きだからと答えるルシェ。
そしてセリアもあなたが大好きですといい、二人は愛を確かめ合うのでした。
難しいかもしれないけど……ルシェにすべてを話したら、気持ちも楽になるだろうし、解決策も見つかるのでは?と思うなー。
ルシェがセリアのことをこれだけ思ってくれているから、もっと信頼してもいいのでは。
・ミエスは呪術師で、ベルクの私生児でもなかった
・セリアがミエスを尋問、サークレットは月に捧げるためだといわれる
・セリアは4日も気を失い、ルシェは心配していた
→62話へ続きます。
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