「殿下、運命は私が決めます」29〜30話・裏の支配者

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まためんどうなやつが出てきたで。

29〜30話のあらすじ

王の影とともに塔の隠し部屋に入るアステールとフィーリ。そこで他国との密約書を見つけます。王の影は、自分の目的とするものを見つけたようで、さっさと立ち去ってしまいました。

アーティファクトと引き離されている今、この状態でテリオスと対峙するのは危険だと判断したアステールも、すぐにこの場を離れようとしますが、そこへテリオスが入ってきてしまいます。

見つかった……と思ったとき、王の影が「第二王妃の侍女」として出てきて、アリシャが大変なことになっているとテリオスをその場から連れ去りました。

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29〜30話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

てっきり見つかったと思ったけど…良かったです。リュンヌ様が魔道具で知らせてくれていたんですね!

間一髪でした。

とりあえず、フィーリたちは無事に王妃様の元に戻ることができました。

しかし、ノルンやテュールたちはアリシャとともに塔に閉じ込められてしまったので、こちらを助けなくてはいけません。

ノルンたちを捉えたのは、ギルバート・アンスル。

管理人
管理人

アンスル一族の現当主で、「契約」のアーティファクトを代々受け継いでいる王国の裏の支配者です。

アンスル家というのは、この国そのものに忠誠を誓う家門で、王の監視役。血筋に関わらず、王に相応しいと判断したものと契約をするのです。

愚かな王による暴走を防ぐために、初代の王がそのようにしたらしい。

つまり、アンスル家に認められないと、王の権力を行使できない。では、アンスル家が実質この国を支配しているかというと、決してそうではないようです。

あくまでも、王に相応しい人間と契約するというだけであって、この国を支配したいという欲はないのだそう。アーティファクトが選んだ者しか当主になれないみたいだし。

今、そのアンスル家の当主であるギルバートに、ノルンたちはつかまっているというわけです。

管理人
管理人

まずはアーティファクトを取り戻さないといけない。

どのみち、婚約の挨拶に行かないといけないから二人で行ってらっしゃいと王妃様に送り出されましたが、アステールはフィーリをシンシアの部屋に閉じ込めて、一人で向かいます。

フィーリには足手まといだなんて言っていましたが、フィーリに何かあったら大変という思いからでした。

恋愛感情はないって言ってましたけど、殿下、フィーリのことを結構大事に思い始めているのではないでしょうか。

そしてアステールは、イオスとともにギルバートの元へ向かいます。

アーティファクトを返せと話しに(というか脅しに)行ったのですが、あら、このギルバート、皇帝の弟らしい!

どういうことなんだ?

アーティファクトが当主(ギルバート)を選んで、ギルバートの兄と契約して王が誕生したってことなのか?

そして次の王は、このギルバートが認めないとダメってことだね。

なかなかめんどうなシステムになってますな、この国は。

今回のストーリーのまとめ

・塔の隠し部屋でテリオスと他国との密約書を見つける

・フィーリたちは無事に戻れたけれど、ノルンたちはギルバート・アンスルにつかまってしまう

・アステールはアーティファクトを取り戻すためにギルバートの元へ向かう

→31話へ続きます。

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