ナディアは本気で変わらないとね。
41〜42話のあらすじ
侯爵夫人に、皇女と直接対面できるのかと聞かれ、自信がないナディア。これまで、皇宮のパーティーに参加することはあっても、男爵家の身分では皇女に近寄ることすらできなかったからです。
ここでいったん、ナディアを突き放す侯爵夫人。しかしナディアは、あきらめません。これまで家族に守られてきたように、ルークを頼っていれば楽だけれど、無知なままでいるのはいやだといいます。
無事にお稽古を継続できることになり、安心して帰ろうとするナディアの前に、ジェイムスが現れました。実は侯爵夫人は、ジェイムスにとっておばあさまにあたる人だったのです。
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41〜42話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
侯爵夫人、ルークとは血の繋がりはなかったはずですが、ジェイムスとは血が繋がっているんですね。
ジェイムスのお父さんのお母さん(ジェイムスの祖母)が侯爵夫人の妹みたい。
ここでもまた、ぐいぐいせまってくるジェイムス。ナディアも、そろそろ気づかんかね。
「僕にとっては君が最優先」って、人妻には言ってはいけないと思う。
君が辛い思いをするのは見たくないと、ナディアが今は幸せじゃないと勝手に決めてつけているようですね。
そこへローレンスがやってきてナディアを助けようとします。
ジェイムスは友達だとナディアは説明しますが、ローレンスは顔を見てこいつが要注意人物だと分かりました。
さすがのナディアも、ここは早く帰らないとと思ったようで、もう助けてくれなくても大丈夫とジェイムスに伝えて帰ります。
でもまだ本質を理解していないと思う。ジェイムスの邪な気持ちには気付いていない。ルークの心配は尽きないですね。
ナディア帰宅後、ルークも帰ってきました。なぜか、顔に傷を作って。
今日で護衛を引退することになったと喜んでいますが、詳細は話せませんわな。
廊下で皇女がルークを押し倒した形になっていましたけど、その時にルークの顔というか額に傷ができて出血したんですね。
まあこれは、護衛をやめるいい口実になりました。
ルークのために変わりたいというナディアに、ルークはそのままでいいというのですが、これがいけないんだよな。
たしかに性格は素直で従順、ナディアはいい子です。でもこれからはそれだけじゃダメで、公爵夫人という地位にふさわしい教養だとか、処世術を身につけていかなくてはならない。それがナディアのためでもあるのです。
だってまた皇女が何か企んでるから……。
莫大な金をかけてスキャンダルを広めたのに、ルークは全然自分になびかない。それどころか、ますます嫌われてる。
だから、最後の手段に出ると言い出しました。
なにをするつもりなのでしょうか。皇太子、馬鹿な妹を止めなさい。
・ナディアの熱意が伝わり、侯爵夫人のお稽古を継続できることになった
・なんとか変わりたいというナディアに、そのままでいいというルーク
・皇女はルークを手に入れるために最後の手段に訴えるという
→43話へ続きます。
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