さすがに言い逃れできまい。
74話のあらすじ
アキレウス家が反乱を企んでいると皇帝に直訴するリロイ侯爵でしたが、エノクは反逆を企てた家門と関わったことはないと否定します。
そのうえで、エレボス公爵家は反逆罪の濡れ衣を着せられたと、逆に告発しました。そして、皇帝の前にキエナが姿を現します。
今すぐ証拠をお見せしますと言って、先代皇帝陛下の筆跡の手紙を提出しました。その手紙には、軍隊を養成するように書かれていました。エレボス家門は、皇帝の命令にしたって軍隊を養成したのに、私兵を集めた=反逆罪として処罰されていたのです。
→「私を捨てた家門には戻りません」のつづきはebookjapanで!※タイマー無料でお得に読める!PayPayも使えます。
→「私を捨てた家門には戻りません」はLINEマンガでも読める!
74話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
手紙が出てきたのは良いとして。
誰かが皇帝の筆跡をまねて、エレボス家門に命令をしたという証拠ではあるけれど、これがリロイ侯爵のしわざだと、どうやって証明するのかと思ったら、ここでエル侯爵が出てきました。
前回、レティシアがなにやらおどしに行っていましたが、ここでその成果が。
その昔、代筆が達者な者を探していると言われて、疑うことなく紹介したと証言したのです。
リロイ侯爵に、キエナを探し回る人でも資金もないことは分かっていたので、エル侯爵を頼っていると考えたレティシアが、手を引いた方がいいんじゃない?一緒に沈没するよ?と脅しに行ったわけです。
で、エル侯爵は当時のことを証言する気になったのか。
でもこれだけじゃ、リロイ侯爵を黒と断定するのは難しいんじゃないかな。そう思ったときに、セイオス様が出てきました。筆跡鑑定するのかな。
リロイ侯爵、詰んだ。
皇帝の心証は真っ黒でしょうね。
潔白ならすぐに疑いは晴れるんだから心配するなと口では言ってるけど、たぶん、こいつがやったなと思っているでしょう。
さすがにこれはまずいと思ったリロイ侯爵、なりふりかまわずレティシアに助けを求める!
そこで、「寝言は寝てからおっしゃってください」と切り返すレティシア、最高。
あなたは使い道がない、役に立たないから捨てたんですよと言ってのけました。
最高だ。よく言った。
能力がないからなんていう理由で捨てられたんだから、こんな父親に構う必要はありません。
しかし、LINEマンガのコメントを見ると、レティシアは口が悪いなっていう意見が結構あったんですよ。
私は全然そう思わなかったけど。
ひどい父親にやりかえしただけです。
今はアシェル伯爵令嬢だから、父親でもなんでもないですけどね。
さて次回は、リロイ侯爵家の没落を見ることができるか。
エレボス家門の濡れ衣が明らかになって、キエナが心穏やかに暮らせるようになるといいなと思います。
・リロイ侯爵はアキレウス家を反乱で告発するが、逆に過去の事件の真相を明るみに出されてしまう
・皇帝の筆跡でエレボス家門に軍隊を作るよう命じた手紙が出てきた
・エル侯爵の証言などもあり、裁判が開かれることになる
→75話へ続きます。
コメントを残す