よく言ったよ、レティシア。
39話のあらすじ
レティシアは、アイリーンの件でアカデミーに来ていたリロイ侯爵と出くわします。
妹の人生をぶち壊したという侯爵に、あの家門を出てやっと本当の自分を見つけられた、差別され、虐げられることは当たり前じゃないと知ったと笑顔で答えるレティシア。
アイリーンの人生を壊したのは、リロイ侯爵なのでは?と核心をつきます。
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39話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
レティシアのことは蔑み、一方で有能な子供たちにプレッシャーを与え、きょうだいたちがそれぞれをライバル視するように仕向けていたリロイ侯爵。
それが子供のためだと主張する侯爵に、親なら子供が辛いときに手を差し伸べるべきだとレティシアは反論します。
なぜアイリーンがこんなことをしたのかわからないのか、というレティシアに、なおも蔑む発言を繰り返すリロイ侯爵でした。
レティシアが、何を言われてもびくともしていないのがよかったです。
こんな人、家族でもなんでもないですからね。
アイリーンは父と姉の口論を見て、レティシアと一緒に暮らしていた頃に戻りたいと思いました。
アイリーンだけでも、まともになってくれたらいいですね。まだ小さいから、更生の余地はあるかもしれない。
レティシアもそう思っているみたいで、言ってほしいと思っている言葉を伝えるにはどうすればいいかと考え、クッキーの中に手紙を入れようと思いつきました。
フォーチュンクッキーです!
初めて作ったクッキーはたいせつなひとにもらってほしい。となると、浮かぶのは当然エノク!
かごにクッキーを詰めて広場に出てきたレティシア。
エノクが訓練している場所を探して歩いていると、リビオンが声をかけてきました。
失礼なことに、変な形のクッキーだな、金が必要なんだろう?俺が買ってやるよと高飛車な態度で寄ってきます。
その代わり、アキレウス家を出て、自分の邸宅に来いというのです。
助けてやるとか、能力を覚醒させる方法を一緒に探そうとか、訳の分からないことを言い出し、挙げ句の果てには、ただの侯爵夫人として平凡に暮らすことも許してやるといいます。
こいつ、なんなん?
頭にきたレティシアは、助けが必要だったとしても「そちら」には頼まない、今まで散々酷いことをしてきたのは「そちら」、これからはすれ違っても話しかけるなとズバッと言い返しました。
は〜、スッキリした!!
「そちら」にも笑いました。もはや、名前を呼ぶのも嫌なんでしょうね。
リビオンは、何を言われようと諦めないぞとか心に誓ってますが、早く諦めてくれ。
それにしても、元父や元婚約者にずばっと言い返すレティシア、最高です。
こういう物語って、ヒロインが泣いてばかり、みたいなお話も多い中で、ここまではっきり言い返してくれると、気持ちがいいですね。
・アカデミーでリロイ侯爵と口論になるレティシア、はっきりと言い返す
・大切な人へ想いを伝える方法として、手紙入りのクッキーを作るレティシア
・エノクにクッキーを渡そうと思って広場を歩いているとリビオンにからまれる
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