「私の夫が愛する人へ」52話・父の死の真相

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顔が醜悪なんだよな、悪党って。

52話のあらすじ

とある宝石店で買い物をしようとしていたジェニア。そこへアナローズが入ってきます。ジェニアが手にしていたローズクォーツをアナローズが買おうとしますが、私が先だと言って購入しました。

するとアナローズが、この店で買い物をするということは経済的に余裕がある方ではないかといい、投資話を持ちかけてきました。

投資金の10倍を保証する画期的な事業だと聞き、これは投資する価値があると思ったジェニアは、アナローズを自宅に招きます。

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52話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

前回の最後に、殿下が新事業を考えてるシーンがあったのですが、それがこれだったんだ〜。

実は3日前に、この事業の話をアナローズにしていた殿下。浄化槽設備の事業です。

カントの地下水は澄んでいるのですが、ノースランドは石灰水しか出ないため、飲水の確保は死活問題。そこに目をつけ、ホワイトティーで石灰水を浄化する事業で成功したのがアスターです。

しかしホワイトティーは輸入品。輸入が滞れば事業も頓挫します。だからこそ、この事業は絶対成功する!と思ったローズですが、図面がおかしい。

それもそのはず、この事業はデタラメだったから。ジェニアを陥れるために殿下が考えた作戦だったんですね!

アスターの成功を間近で見ているジェニアだからこそ、この浄化槽事業にひっかかるはず。

そう思った殿下が、アナローズに用意した投資話だったんだ。

管理人
管理人

殿下、ほんとにやさしいな……。

賢いアナローズなら、ジェニアごとき、簡単に騙せるでしょう。

案の定、すっかり乗り気なジェニアは、邸宅にアナローズを招待しましたからね。

ローズの目的は、ジェニアを陥れることもそうだけど、お父様が亡くなった原因の調査もそのひとつでしたね。

話の途中でジェニアのドレスにお茶をこぼし、弁償しますと言ったら、意気揚々と着替えにいった!

管理人
管理人

このときの醜悪な顔ときたら。金に執着すると、こんなふうに醜くなっていくんだな。

ジェニアがいなくなった間に部屋を物色するアナローズ。すると、アスターの借用書が出てきました。

債権者はもちろんお父様です。

これは……保険金殺人か?

だから、お父様が亡くなった後もジェニアは一族から離れなかったのか?

次回で、詳細が明らかになりますかね。

復讐が始まってから、とんとん拍子に話が進んでいるので、ジェニアもサクッとやっちゃってほしいです。

今回のストーリーのまとめ

・アナローズは高級宝石店で買い物をしていたジェニアに投資話を持ちかける

・水の浄化槽の事業なら成功すること間違いなしと投資する気満々のジェニア

・この投資話はシオニアンが作った架空の話だった

→53話へ続きます。

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