リアンカの周りって本当やなやつばっかり。
49〜50話のあらすじ
シュシア・レバーク。後のネッドボーン侯爵夫人、社交界の集まり「冬の童話」の会長であり、結婚前からレティシアをいじめていた女です。アナローズは、その「冬の童話」に参加します。
そこで財力を見せつけつつ、今さらレティシアが亡くなったことに罪悪感を抱いていたシュシアに、肩から黒い影が出ていると脅します。
シュシアはリアンカの側近であり、財源でもありました。アナローズは、シュシアをつぶすことで、リアンカの資金を断とうとしていたのです。
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49〜50話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
まあ、この侯爵夫人も、いいようにリアンカに利用されていたんだろうね。
結局、お金とかそういうもので繋がった人たちって、切れるのも早いです。
アナローズが動き始めたと同時に、殿下もノースランドに到着!
殿下、相変わらず素敵だわ……。
ちゃんとアナローズに花束持ってきてる。こういう気遣いをするところを見るに、ローズに本気になっていると思うんだけどな。
ローズは、復讐が終わったら、殿下やランガロとは会わなくなるって思ってるみたいだけど、殿下はもうローズを手放せなくなっていると思いますよ。
今回は、復讐の足がかりというか、準備に過ぎないですが、まずはこのネッドボーン侯爵夫人から撃沈させます。
レティシアが亡くなったことに責任を感じているらしく、怪しい迷信に傾倒しているみたいなので、それをうまく利用する。
暗いオーラを追い出すためには若い男の英気が必要だといって、好みのタイプの御者を差し向ける!
まんまとひっかかったネッドボーン侯爵夫人は、馬車の中で御者に迫っているところを夫の侯爵に見つかり、修道院へと追い出されてしまうのでした。
いい気味ですね〜。
この人、リアンカと一緒になって、レティシアのことをひどくいじめていたので、因果応報です。
しかし、あっさりだったな。リアンカと比べたら、かなり小物でしたね。
さて、アナローズは次なる行動に移ります。ハッシュベント公爵と会うために、手紙を書いていました。カントですっかり意気投合した人ですね。
この人に、ジェニア・ビオレットの元夫について調べてもらうよう、頼んでいたようです。
ジェニアってのは継母ね。レティシアのお父さんは亡くなったけど、これがジェニアの仕業らしいから、その証拠を掴むべく、情報を集めているというところでしょうか。
ハッシュベント公爵って、最初は気難しい人で、ちょっと横柄な人なのかなと思っていましたが、いいおじさまです。
今回も、アナローズの頼みを快く聞いてくれて、しかも、友人に上下関係は不要だからカールと呼んでくれと、対等に話してくれる。
ローズがまだ、ほんの少し自分を卑下する気持ちを持っていることも見抜いていて、相手を持ち上げようとして自分を卑下してはいけないとまっすぐなアドバイスもくれました。
こういう人が周りにいたら、レティシアの人生も違っていたのではないかなと思います。今、友達になれて、ほんとによかったです。
・アナローズは、リアンカの側近であるネッドボーン侯爵夫人が主催する「冬の童話」に参加する
・ネッドボーン侯爵夫人が御者と浮気するよう仕向け、失脚させる
・ハッシュベント公爵と再会、ジェニアについての情報をもらう
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