殿下、もっとストレートに伝えてあげて。
36話のあらすじ
オリビエが入った樽を崖から海に落としたアナローズ。まだ復讐の第一段階なのに、これからどんなことが待ち受けているのかと思うと、怖くなってしまいます。
するとそこへきたのはシオニアン。怪我はないかといって、アナローズを抱きしめます。
オリビエを樽に詰めて投げ捨てたのに、なんとも思わない自分が怖い、いつか自分も彼らのような怪物になるのではないかと怯えるアナローズに、君はあいつらとは違うというシオニアンでした。
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36話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
なんで殺人犯を手伝っちゃうのよ、と思っていたのですが、自分の手で樽を海に捨てることが、復讐の一環だったということですね。
怪物になることを恐れるな、そのせいで復讐ができないなら代わり俺が怪物になってあいつらの首に噛みついてやるって!
わかりにくいけど、殿下なりの愛情表現だと思います。
ローズを抱きしめて、涙を拭ってあげて、目元にキスをする。
もう、契約関係なんて、正直どうでもいいんでしょう、殿下。
ローズを助けてあげたいし、復讐をやり遂げて早くスッキリさせてあげたいし、なによりずっと一緒にいたいんでしょう、殿下。
ローズを見つめる目は、もう恋する男そのものですから。
誰かが必要になったら俺にしろって。
さて、ハッシュベント公爵は一足先にノースランドに戻ることになりました。リアンカはまだカントに残っています。
オリビエは遠方に旅に出るということになっていました。
そして、今回はローズにいろいろ手伝ってもらったと、さっそくローズを巻き込む発言をするリアンカ。
こいつは性根が腐っているので、ローズが利用されてしまわないか、とても心配…
殿下がついているから大丈夫だとは思うけど。
最後のリアンカの顔は、本当に気味が悪いし、気持ち悪いです。
・ローズはオリビエが入った酒樽を崖から海に落とす
・あいつらと同じになってしまうのではと怯えるローズを優しく慰めるシオニアン
・ハッシュベント公爵はノースランドに帰国、リアンカはまだカントにいる
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