「ねえ、忘れていいよ」33話・落ちていく人生

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こういうときはかける言葉もない……。

33話のあらすじ

希人は、松葉杖をついて退院しました。今は小康状態ですが、前よりも動かなくなっている気がすると思う希人。

このままではきっと右足も動かなくなり、そのうち車椅子に乗ることになるのか……そう思うと、自然と表情が暗くなってしまいます。

夕食に、希人の好きなハンバーグを作ったと言われても、食欲は出ませんでした。

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33話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

病院にいても気が滅入るけど、だからといって家に帰ってきても元気になるわけじゃない。そもそも、病気が治って退院したわけではないから、全然喜べないですね。

お姉ちゃんに、大学に復学するか聞かれ、迷う希人。

今はまだ松葉杖で歩いているけど、そのうち車椅子になる。そうなれば、何をするにも人の手を借りなくてはならず、きっと人に迷惑をかけるだろう。

そんな状態で学校に通って何になる?

管理人
管理人

……そう思うのも仕方ないですね。

お姉ちゃんは何でも協力すると言ってくれてるし、ほんとに頑張ってくれると思うけれど、希人はお姉さん想いだから、自分の人生を生きてほしいといいます。

そして、退学届を出そうと決意する希人。

そうなるよな〜。この体で大学行ってどうなるよ?って思っちゃうよな〜。

で、クソ親父がまたクソ親父で。

希人の病気はいつ治るんだとか、何で治らないんだとか、何で希人がこんな目にあわなきゃいけないんだといって、酒でイライラを紛らわす。

管理人
管理人

今一番辛いのは、希人ですよ。

親はそれを支えなきゃいけない立場なのに、おまえが飲んだくれてどうする。

もっと自由にさせてあげればよかったと、いまさら後悔しても遅い。

泣いてる場合じゃない、今、希人のために何ができるのか、脳みそに汗かくくらい必死で考えんかい!!

とはいっても、こういうときは、どう接することが正解なんでしょうね。

大学を辞めるという意思を、お姉ちゃんは尊重してあげたいみたいだけど……

そして、退学届を持って大学に向かう希人。そこで、前回の最後に繋がるんだ。

ここで拓と遥に会ったことで、希人が一樹への思いを自覚してくれるといいのですが。

今回のストーリーのまとめ

・希人は松葉杖をついて一時帰宅

・もうすぐ車椅子になるかと思うと復学は考えられない

・姉は希人を支えるつもりだけど、迷惑をかけたくない希人

→34話へ続きます。

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