今週は、涙なしでは読めない……。私的神回。
33話のあらすじ
守護者の生贄として死ぬ運命からは逃れられない。しかしそれを告げることはできないので、魔物討伐による事故で早く死ぬ、自分も長くは生きられないだろうというレイヴン。
エステレラは、自分の身代わりになった過去のレイヴンを恨めしく思っていました。
彼を死に追いやったのは自分だという自責の念にかられながらも、どうして最後まで生きようと足掻いてくれなかったのかという思いもありました。
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33話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ここでエステレラは、思いの丈をレイヴンにぶつけます。
どうしていつもそうやって諦めてしまうのか、どうして生きようともがいてくれないのかと。
しかしレイヴンは、それが守護者の役目であり、公爵家の人間として生まれた自分の義務なのだと言います。
そして、自分の責任に君を巻き込むことはできないから、君と結婚することはできないというのですが……。
守護者とか、公爵家の跡取りとしてでなく、レイヴンとしての、あなたの本心が聞きたいと言います。
ここで、レイヴンの子供時代の回想に入るのですが、ほんとつらい。
まだ子供なのに、自分が長くは生きられないと知ったとき。
選ばれたのがスワンじゃなくて良かったと笑顔のレイヴン。妹思いのレイヴン。周囲が寄せる期待に応えようとするレイヴン。
絶対に怖いし、死にたくなんてないはずなのに。
みんなとたくさん生きてみたかったと涙を流すちびレイヴンがほんとにかわいそうだよ……周囲の大人たちは一体何?と思います。
こんな小さな子に、こんな重い責任を背負わせて。
そんな人生を送ってきたから、生きたいと願っても虚しい、長く生きられないとわかっていて、君と一緒にいることは間違っていると思うレイヴン。
でもその言葉に、エステレラの怒りが爆発!
どうして不幸になると決めつけるのか、私は守って欲しいなんて思ってないと。
わずかな時間しかないと分かっていても、私はあなたと共に生きると言います。
こういうとこ、好きだわ〜。
エステレラ、強い。芯が強い。
泣きながら、私はレイヴンが好きだからと訴えるエステレラを、レイヴンは泣かないでくれと言って抱きしめます。
ようやく、想いが通じ合っただろうか?
レイヴン、これ以上エステレラを遠ざけないで。
現時点では、守護者が長生きする方法が見つかっていません。だからこのままだと、本当に残りわずかな時間しかないんだけど、どうにかできると信じてる。
そして、絶対に幸せになって欲しい。
・守護者は早死にするから結婚できないというレイヴン
・自分の運命を受け入れ、生きることを諦めてきた
・あなたが好きだから諦めないでと訴えるエステレラ
→34話へ続きます。
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