切ない、両片思い。
28話のあらすじ
契約結婚の相手から好意を向けられても困るでしょう。あなたへの気持ちは捨てるし、愛を求めたりもしない。
だから、契約は続けさせて欲しいというエステレラ。その言葉に、自分はこれまでどれだけエステレラを傷つけてきたのだろうと、レイヴンは思います。
レイヴンが、どうしてそこまでして契約結婚にこだわるのかと聞くと、エステレラは、あなたが貴族女性の社会進出を後押ししているからだと答えました。
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28話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
この国では、女性は決められた相手と結婚し、子供を産んだらお役御免。
そんな状況に異議を唱えたのがレイヴンだったのです。
なんと、一緒に行ったドレスショップのブラーウ子爵夫人、この人を支援したのもレイヴンなのだとか。
だから、エステレラも自分が持っている神聖力を正しい場所で使いたい、そのためにレイヴンの助けを借りたいというのでした。
するとレイヴンは、契約を続けなくても君の力にはなれるといいかけますが、エステレラはディエール家の騎士団に入りたいといいます。
なるほど。この方法なら、レイヴンに何かあったとき、治療士としてそばにいることができるわけですね。
しかし迷うレイヴン。
やはり、自分の寿命が気になる……
そんなことをすれば、契約結婚が終わった時に、エステレラが周囲から嘲笑される。だから今ここで、突き放すのが正しい選択だと思うのですが、また改めて話をしようということにしました。
ここまで一緒に過ごしてきた時間を、レイヴンの中でも無かったことにはできなくなっているのだと思います。
エステレラを、突き放さないで欲しいな。
さて、着々と進む婚約パーティーの準備。ケイトは気になる人員がいるようで、アシェルに相談します。
3人ほど、へんなやつが騎士として紛れ込んでいるようですね。
どこからの回し者かわからないけど、レイヴンやエスエレラの悪口を言ったり、ナルはレイヴンの隠し子だとか言ったり、なんなのこいつら……と思ったら、そこに鬼の形相のレイヴンが!!
周りも見ないで、人の悪口を言うものではないですね。馬鹿です、この人たち。
やっておしまい!
こんなクズたちは、早々に厳しくお灸を据える必要があります。
来週が楽しみです。
・あなたへの気持ちは捨てるから契約結婚を続けたいというエステレラ
・ディエール騎士団に入りたいというエステレラ、ここで突き放さなければと思うレイヴン
・怪しい騎士3人、レイヴンの悪口を言っているとレイヴンに出くわしてしまう