「我慢してください、大公様」63話・優しくクロードを慰めるカメリア

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まさかね。お母さんがね。

63話のあらすじ

公爵、イアン、クロードのことを心配するカメリア。キーロンは、大丈夫だからさっきいた部屋へ戻るようにとカメリアを慰めます。

そこへ侯爵夫人がきて、婚約式を見ていたことを責めます。自分が参列するように言ったのだからカメリアを責めるなとキーロンが反論します。キーロンまで味方につけて、血は争えないと嫌味をいう母に、キーロンが声を荒げました。

そんな子の味方をして…と腹を立てる母親に、キーロンが言った言葉は…

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63話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

キーロンはクロードの気持ちに気付いていて、カメリアも同じなのかと心配していますね。イアンは、カメリアが女の子だと知っていて好きになっているけど、クロードは違いますから、兄としては微妙なところでしょう。

それでも、いつもカメリアのことを心配してくれるキーロンが心強い。

キーロンが母に面と向かってここまで楯突くのは初めてじゃないでしょうか?いろいろと思うところはあっても母親ですから、これまでは穏便に済ませてきたはず。

この様子からすると、キーロンが湖に投げ込まれた事件、母親がからんでるのか?まさか、自分の子供を危険にさらしてまで、妾(カメリアの母)を追い出したかった?

そうなると、さらにひどい母親だなと思います。キーロンは何か知ってそうなので、真相を早く知りたいところです。

カメリアが待っている部屋に、クロードがやってきました。公爵のことを心配するカメリアの肩に、ポスっと頭を預けるクロード。

ただ休みたいというクロードの言葉に、カメリアは何もかも全部大丈夫だと言って、優しく抱きしめます。

言葉は少ないけれど、気持ちがこもってる。カメリアの優しさが伝わってきます。

カメリアは、前はクロードのことを怖がっていたし、何を考えているかわからないと思っていたのに、だんだん気持ちが傾いていますね。

やはり公爵は亡くなってしまい、クロードが跡を継ぎます。

戦争が起こるらしいが、そうなったらイアンはどうなってしまうのだろう。

今回のストーリーのまとめ

・婚約式に参列したことを侯爵夫人に責められるカメリア

・自分が湖に投げ込まれた事件について、何か知っているようなキーロン

・イハール公爵が亡くなり、クロードが公爵になる

64話へ続きます。

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