「我慢してください、大公様」外伝・(9)母と叔父との馴れ初めは

イアンがたくさん出てくると嬉しい。

外伝9のあらすじ

ジェシカはゲオールでがんばっており、今回も主席だったとイアンに誉められていました。いじめられたり、しつこくされたりしていないかと心配するイアン。

アカデミーでは、カーリクスがなにかとジェシカに付きまとっていました。話題を変えるために、イアンがなぜカメリアやキーロンと知り合ったのかと聞くジェシカ。

イアンは、キーロンがゲオールに留学してきた頃のことを思い出します。

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外伝9の感想（ネタバレ含む）＆次回考察

そうだった。キーロンはあの事件のせいで体が弱くなってしまったため、療養のためにゲオールに留学していたんでしたね。

出会いはあまり、いいものではなかったみたいだけど、イアンの人懐っこさで、キーロンの心をほぐしたという感じでしょうか。

イアンがなぜキーロンを気に入ったのかとジェシカが質問すると、キーロンの内面の強さだと答えるイアン。

ゲオールは戦士の国なので、強い人はたくさんいるが、内面まで強い人はそういない。キーロンは体も弱いし、ガリガリなのに、ものすごく強い眼差しを持っていたと。

カイエンに戻ってきてからはそういう印象でもなかったけど、本当はそういう人なのかな。

母と叔父の話を聞き、内面が強い人になるにはどうすればいいのかと質問するジェシカでしたが、イアンはプッと吹き出してしまいます。

ジェシカは、もう十分、強いですから。

悪ガキたちに、物乞いとバカにされた時、毅然と言い返していましたからね。

それに、クロードとカメリアの子になったのだから、弱弱なわけがない。

血が繋がっていなくても、二人の強さはしっかりと伝わっていると思います。

思いの外、イアンとジェシカが仲良くなっていて、イアンがいい代父になろうとしているのが微笑ましい回でした。

イアンルートがなくなっても、こういう形で出てきてくれるのが嬉しいです。

→外伝10へ続きます。

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