つらくて、泣けるんだけど…。
23話のあらすじ
フランシス皇子ととも、カーレン城に到着したスペンサー。皇子は先に着いているはずなのに、姿が見えません。
どうやら真っ先にアナイス侯爵令嬢の元へ行ったようです。
オステロンで最も高位な女性と結婚すれば皇帝になれるという占い師の言葉を信じているフランシスは、アナイス侯爵令嬢をなんとかものにしようと必死なのです。
しかしキリアンは、その占い師を全く信じていませんでした。
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23話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
スペンサーという人は、初出ですよね。どんな立場の人かまだよくわかりませんが、キリアンが「平和主義者」と呼んでいるので、穏やかな人のようです。
さてその占い師ですが、キリアンがなぜ信じていないのか、それは皇后の暗殺を止められなかったからです。
本当に優秀な占い師なら、それほどの大事を予言できたはずだと。
ここから、キリアンの子供の頃の話になります。
皇后陛下と一緒に馬車に乗り、ヴェルティノに向かっているキリアン。
とてもかわいい。
コデリア皇后も、とても美しい人です。
キリアンは第二皇妃アイリーンの皇子なんですね。侍女が、皇后陛下と景色を楽しんだこと、帰ったら第二皇妃様に自慢しましょうといい、キリアンも大喜びでした。
途中、うとうとしてしまったキリアン。そのとき、皇后が外の様子がおかしいことに気づきます。
護衛は相当な実力の持ち主のはずなのに、盗賊にやられてしまったようです。
これは盗賊じゃないと思った皇后は、キリアンを隠そうとします。
キリアンに、私がどれほどあなたを愛しているか、あなたのためならどんなことでもできるという皇后。
プライドなど命に比べたら二の次だから、何があっても生き残るのよといい、キリアンを抱きしめます。
やりたいことをしながら幸せに過ごすのよ、とキリアンに約束させました。
ここは、泣ける…
自分の最期を悟った皇后陛下は、キリアンだけはなんとしても守らなくてはと思ったんですね。
そして刺客が、馬車を壊しました。
中には、床に座っている皇后と侍女がいました。
ダドリー公爵の仕業か?と聞くと、うなずく刺客。しかし、第二皇妃と皇子がいないことに気づきます。
皇后は、キリアンとアイリーンは体調不良で皇室に戻ったと言います。
そして、侍女と皇后は、暗殺されてしまったのです。
二人が発見されたのは、2日後でした。しかし、キリアンが見当たりません。
遅すぎないか?
皇后陛下が戻ってこなかったのに、捜索に2日もかかったの?
すぐに見つけても助からなかったとは思うけれど、2日も放置って…
皇宮、どうなってるの。
騎士たちが、皇后陛下のご遺体を運ぼうとしたとき、ドレスの中から眠っているキリアンが発見されました。
刺客が来る前に、どんな音がしても絶対に出てきたらいけないと言って、皇后は自分のドレスの中にキリアンを隠し、侍女とともに前屈みになって亡くなっていたのです。
やりたいことをやって生きる。キリアンが皇帝という地位に興味がなかったのはこういう過去があったからなのかな。
皇后陛下の死を無駄にしないためには、自分が幸せにならないといけないですもんね。
皇后陛下は自分の実の子ではなくても、キリアンのことをとても可愛がっていたんですね。
キリアンも皇后陛下が大好きだったから、辛かっただろうなあ。
犯人がダドリー公爵だということを聞いていたはずだから、許せないでしょうね。
第一皇妃はダドリー公爵の長女、そしてその息子がフランシス。
今まで、自分を脅かすような名分を与えないためにおとなしくしていましたが、周りの人たちに危険が及ぶなら、もう黙っていないと決心するキリアンでした。
・フランシス皇子がカーレン城に到着、その足でクリスティーンの元に向かった模様
・皇后陛下はダドリー公爵に暗殺された、キリアンは皇后陛下に守られて助かった
・周りの人たちに危険が及ぶなら、もう黙っていないと決心するキリアン
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