「皇子様の寝室担当は地味系メイド!?」16話・ジュリエッタを助けなければ

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キリアン、すっかりべたぼれやん。

16話のあらすじ

アナイス侯爵、クリスティーンとの会食の席。キリアンは、終始不機嫌です。クリスティーンが、今後も頻繁にお会いできればとキリアンの手に触れようとしたことで、我慢の限界に。

それを察したフィリップが、早急に報告すべきことがあったからと食事を切り上げ、キリアンを執務室へ連れていきます。

とりあえず、フランシス皇子が到着するまでクリスティーンの機嫌を取るようにと、ロナルドが改めてキリアンに釘を刺しました。

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16話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

執務室では、本当に仕事の話。新しくオープンする宝石店は、ジュリエッタの提案通り、ガラス張りにするそうです。

するとそこへ、アルベルトが血相を変えてやってきます。ジュリエッタが貴族を暴行した罪で地下牢に閉じ込められていると。

それを聞いたキリアンは、今すぐジュリエッタを連れ戻さねばと、剣をとります。しかしロナルドは、ただの侍女のことで殿下が牢屋に行ったことが知られれば、非難を浴びるからと止めました。

熱くなっているキリアンを、身を挺して止めるロナルド。侍女が連行されたのには何か別の意図が隠れているはずだと。

管理人
管理人

まさか侍女長の企みなんて、この時点では想像つかないですね。

キリアンは、自分の周りにいるものたちに、「ただの」という言葉を使うことを禁ずると言いました。とりあえず冷静になり、フィリップに調査をするよう命じます。

目撃者がいないか、チャイスター子爵令嬢(殴られた人)の周辺、そしてロナルドにはマーティン公爵がどこまできているか調べ、到着次第誰にも知られないように連れてこいと命じます。

アルベルトには、ロナルドの寝室の隣にマーティン公爵の部屋を準備して、今日の夕方ごろ到着して休んでいたことにすると指示しました。ジュリエッタに濡れ衣を着せるなら、こちらも嘘の証人を用意すれば良いのだといいます。

そして夜中。

月明かりの中を、牢屋へ向かうキリアンとフィリップ。

フィリップは、そろそろご決断をとキリアンに進言。いくら皇帝が後押ししていても、まだ皇太子ではないキリアン。

後継者になるのをためらっていれば、今日みたいなことが繰り返されるだけだと。その対象が、次はロナルドや自分になるかもしれない。

だから、皇帝になってくださいというのでした。

管理人
管理人

キリアンは、皇帝の座には興味がないと言っていましたもんね。

でも、フランシス皇子と対立している限り、皇帝にならなければきっと生き残れない。その周囲の人たちも。

だから、皇帝を目指すしか、生きる道がないのでしょうね。

高貴な家に生まれるのも、なかなか大変です。

今回のストーリーのまとめ

・アナイス公爵、クリスティーンとの会食の席で苛立つキリアン

・ジュリエッタが貴族に暴行を加えた罪で牢屋に入れられているという

・キリアンは助けに行こうとするも、ロナルドに止められる

17話へ続きます。

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