パパ、通常運転です。
55話のあらすじ
コルヴィスは、本当にカペラが回帰した可能性について考えていました。魔道具も聖女もいる世界、何があっても不思議ではないが、カペラが処刑されるというのに、自分が黙っているはずがないと思います。
「あの手」を使うとしても、黙っていたはずはないのに……と、自分が「話せなかった」可能性に思い至ります。
今コルヴィスがいる宝物庫は、登録者以外開けられません。エリーゼ以降、誰も登録していないのに、カペラは2回、自分で開けました。そのことが、カペラの体験となにか関係があるのか?と疑問を持ちました。
そして、部下からはオベロン殿下のことについて報告が……。
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オベロン殿下、生きてられるのかしら。他の女と噂が立って、カペラたんを傷つけているなんて、パパが許すはずがない。
カッとなって●しに行こうとするコルヴィス。やっぱりね。怒るよね。
やれやれといった顔でそれを見てる、ルリちゃん。
そして久々の、パパ、学園潜入。
ミラが、なんとかカペラを元気付けたくて、放課後、お茶に誘うのです。するとそのとき、パパの声が!
王子を片付けようとしてますわよ。
でもきっと、オベロン殿下は、ユーノと兄にはめられているだけだと思うので、話を聞いてあげてほしいな。
オベロンはカペラたんと話がしたいんだけど、カペラはまずユーノと話すべきだと思い、生徒会室へ向かいます。
そこで待っていたのは、オベロンの兄。
部屋の鍵を閉め、ぼくの婚約者になってくれないかと言い出しました。
何を馬鹿なことを……こいつ、キモい。
どういう意図があるのか分からないけど、純粋にカペラたんを好きだとは思えない。
こんなことして……パパにバレたら、どうなるかわかってないな。
・コルヴィスはカペラが回帰した可能性のついて考えている
・オベロンが他の女と噂が立っているとコルヴィスの耳に入る
・オベロンの兄はカペラに自分と婚約してくれと告白する
→56話へ続きます。
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