
クロイソス家の人、みんな大好き。
42話のあらすじ
パーティーを楽しみにしているリニアのもとに、友人のジェレミア・ブリンヘンから手紙が届きました。こんなに朝早くから何かと思ったら、社交界でイデルを陥れようとするような、悪意のある噂が出回っているとのことでした。
以前から悪意のある噂はありましたが、今回は出所が、前侍女長のマーシャ・ボーヘンであることが厄介でした。
リニアは使用人たちを前にして、この先何を言われようとも自分は動じない、だからみんなもおかしな噂に振り回されないでほしいと話します。しかしイデルは、自分のせいでクロイソス家に打撃が…と罪悪感を感じていました。
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「戦利品の公爵夫人」42話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
リニア、本当にいい子だな〜〜。登場した時はとんでもないわがまま娘だと思ったけど、中身は本当にいい子だった。
あのときは、バカな侍女長のせいで、辛い目に遭っていただけですからね。
イデルは、自分のせいで、リニアの縁談にも影響が出るのではと心配していましたが、噂を簡単に信じるような家はこちらから願い下げだというリニア。

イデルや使用人たちを守るために、もっと強くなる!って、本当に頼もしい。
これもすべて、イデルのサポートがあったからこそですが、努力したのはリニア本人ですもんね。自分を変えてくれて、育ててくれたイデルを守りたいと思うリニアも素敵だと思います。
そして、使用人たちもみんなイデルのことを信頼してる。自分たちが今幸せに暮らせているのは、イデルのおかげだって。
誰に対しても分け隔てなく接し、合理的に仕事を進めていくイデルは、執事長の鏡じゃないの。

そんな執事長のもと、みんなが団結してるんだもの、パーティーは絶対成功すると信じてます。
で、最後の爆弾!
もしかして、ラスロは皇帝の弟だったの!?
似てるとは思っていたけれど。
ラスロがいいとこのおぼっちゃまだったことは、過去の回想シーンでわかっていたけれど。
ということは、リニアも皇帝の妹なの?なんだろ、皇城にいなかったってことは、養子にでも出されてたのかな。
それとも、血縁(いとことか)で、弟的な存在ということなのかな。
いずれにしても、皇帝がラスロの強力な味方であることは間違いない。これは安心材料ですね。
・パーティーを控え、大事な時期に、イデルに関する悪意のある噂が広まる
・噂の出所はマーシャ、しかしリニアを中心にクロイソス家の面々は一致団結し、イデルと家を守ろうとしている
・ラスロは皇帝の弟!?
→43話へ続きます。

