
イデルは真面目で誠実だから、好き。
4〜5話のあらすじ
さかのぼること2年前、戦勝パーティーで、ラスロがイデルを見つめていたことを知っている皇帝は、ラスロを手懐けるために、「戦利品」を引き渡したのでした。
ラスロが、望んでもいない伯爵の地位を受けたのは、ひとえに妹をいい家に嫁がせるため。そして今回は、思わぬ形でイデルと関わることになり、ラスロは、皇帝が何を考えているのかわからないと思います。
翌日から、イデルの使用人としての人生が始まりました。さっそく、侍女長のマーシャ・ボーヘン夫人のいじめが始まります。
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4〜5話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ラスロがイデルから目を離せなかった理由はわからないけど……嫌ってはいないみたい。
伯爵家に連れてきたけど、辱めたりするつもりもないみたいだし、ここで平穏無事に生きていけるといいのですが、侍女長がねえ。
むかつく。ほんとにむかつく、嫌なおばさんです。
なんでこんなのが、侍女長なんだろうか。若い使用人から、全然慕われてない。
こんなのを侍女長にしておくラスロって、どうなの?と思ってしまう。

その点、イデルは素晴らしいわ。
伯爵令嬢から公爵夫人になって、洗濯なんてしたこともなかっただろうに、真摯に頑張ってる。
こういう、聡明な女性って好きだわ〜。
その真摯さが伝わったのでしょう、同じ洗濯係のセリアとライラは、イデルに優しくしてくれます。
侍女長のいびりからも守ってくれようとした。

屋敷にきて10日、真面目に仕事をしてきたことが、ほんの少しだけど、報われましたね。
イデルはむしろ、公爵家から抜け出せた今が嬉しくて仕方ないと思っていました。
公爵家では、老公爵は愛人に夢中、使用人たちはイデルをばかにするという、酷い境遇だったみたいだから、仕事は大変だけど、心は穏やかに過ごせているみたい。
あのBBAはほんとにムカつくし、早く退場してほしい。それまで、イデル、がんばって!
・イデルは初めての使用人ライフ
・侍女長が執拗にイデルをいじめてくる
・真面目な仕事ぶりが伝わったか、同僚のセリアやライラは親切にしてくれる
→6話へ続きます。


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