
もういいのに、帰ってこなくても。
70〜71話のあらすじ
この世界の聖女の条件、それは、大神官全員の力よりも強い神聖力を持っていること。今セリアは、サークレットがなくても強い神聖力を出せるようになっています。
そして鉱山から、魔水晶が発掘されたとの知らせが入りました。原作のリナは、この魔水晶を消耗型魔力エネルギー源として活用しましたが、それによって魔法使いの価値が下がるという現象が起きました。宝石を扱う貴族とも軋轢が生じたため、それとは違う方法を考えなくてはと思ったセリア。
魔塔の主要な投資家がハワード公爵家だと聞いたセリアは、以前、ハワード公爵の討伐要請をルシェが無視し、犬猿の仲になっていることを思い出します。ハワード公爵に会うため、ふたたび競売場へと足を運びました。
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「正統派悪役令嬢の裏事情」70〜71話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ハワード公爵家がケリドン家と仲が良かったため、ルシェが報復したんですよね。で、この人を取り込むために、セリアが一芝居。
競売場についたときに、獣人の奴隷がセリアに襲いかかるのですが、ビビがもちろん防ぎます。
そのビビの勇姿を見たハワード公爵が、ハワード家の希望となる人材だと一目惚れ。これは、ハワード公爵が、魔獣討伐に使える騎士を欲しがっていることをわかっていてやったこと。
これを口実に、魔塔と連絡を取ることができれば、とセリアは考えています。つまりですね、ハワード公爵がビビを引き抜こうと交渉するときに、ハワード家にいる魔法使いに接触しようとしているのです。
ビビが、どんなにお金を積まれても、セリアの護衛以外の仕事をするとは思えないから、なんのための芝居なのかと思っていたんですよね。
ビビ、いつものように問題を起こさず、しっかり与えられた仕事をこなそうとしているのがいい!そして、かっこいい!
セリアの掌の上で転がされてるハワード公爵も、なかなかおもしろい。
さて、相変わらず未練タラタラのカリスですが、今日もシルバーローレルがきちんと育っているか確認しにきている。
ここから、怒涛の展開。
・カリスがフォルバス領の魔獣討伐の支援を要請される
・ベルク家も支援にきていた
・月が近づいてきて、リナが再び降臨
・なんとリナ、ご懐妊
ご懐妊てどういうことかしら。カリスの子?それとも、聖母マリア的な?
・鉱山から魔水晶が発見され、魔法使いに接触したいセリアは魔塔に投資しているハワード公爵に接触する
・カリスに討伐支援要請、現地に行くと月から人が落ちてくる
・リナが降臨、妊娠している
→72話へ続きます。
