ほんと、ルシェはセリアといて笑顔が増えたと思う。
37〜38話のあらすじ
二人で氷河の散歩を楽しんでいると、氷河が変色してきます。原作でも出てきた現象で、たいては何事もなく終わるのですが、魔獣が出没することもあり、注意が必要でした。
邸宅に戻ってきて、庭園をどう改装するか説明するセリア。ついでに、毎週末、緑の邸宅に遊びに行かないか?とルシェに提案します。
するとそのとき、リノンが訃報を知らせにきました。ケリドン侯爵家から家臣が来て父方の伯祖母であるレディ・マグリスが亡くなったと伝えに来たのです。
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37〜38話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
この亡くなったレディ・マグリスという人は、演劇が好きで、侯爵家の中でもセリアを差別しなかった人なのだそうです。
ケリドン侯爵が、セリアを連れてこいと言っているらしく、ルシェは止めたものの、自分がケリドン侯爵家の前で平成を保てるか、行ってみようとセリアは思っていました。
でも、セリアを一人で行かせることが不安で仕方ないルシェ。すっかり過保護な溺愛夫になってる。1週間後なら自分も一緒に行けるというのですが、セリアはそれなら…と何かをお願いします。
さて、ケリドン侯爵家訪問の日。セリアを出迎えたのは、執事でした。しかも、正門ではなく来客時にも使わない門から通されます。
いくらなんでも、失礼すぎますね。ビビが激怒してしまいそう…
今日はベルク大公妃として来たのだと怒りをあらわにするセリアのもとに、長男のカシウスが来ます。
しかし、謝るどころか節度がないと叱責する始末。
するとセリアは、後ろでベルクの騎士たちが見ているのだから、ちゃんと出迎えろと忠告します。
それでも、セリアはまだ怖いんですね。憑依前のセリアの記憶が残っているから、ケリドン家の面々に対して恐怖心を持っているのです。
がんばって。みんながついてるから。
執事が、離れにゲストルームを用意したといいますが、そこは自分の専任騎士に使わせ、自分は元の部屋を使うというセリアに、まだ片付いていないと言葉を濁す執事。
部屋に行ってみると、蜘蛛の巣だらけな上に、部屋は使用人が手をつけた後が見て取れました。さすがのカシウスもこれは知らなかったようで、葬儀が終わり次第、泥棒を捜索するようにと執事に命じます。
ベルク城では御者ですらこれよりいい部屋を使ってるわ、ってセリアのセリフがいいな。
するとそこへやって来たエリオット。惨状を目の当たりにして、ショックを受けてます。だから、1日も早く、ベルク城へ帰りましょうと言ってくれる。やさしいな。
エリオットをはじめ、ベルクの人たちはセリアを慕っているから、ケリドン家でこんな使いを受けていたと知ったら、みんな怒るでしょうね。
でも、次男のニソス・ケリドンが何か企んでいそうなので、セリアが傷つかないといいのですが。
・これからは毎週末、緑の邸宅に行こうと約束するセリアとルシェ
・ケリドン家から、レディ・マグリスが亡くなったと訃報が届く
・意を決してケリドン家を訪問するセリア
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