そんなことがあったとは。マーサいい人なのに。
19〜20話のあらすじ
荘園の屋敷を覆う黒カビは15年も続いていて、あらゆる手段を講じたのにどうにもならず、ルシェはとうとう呪術師を呼んだのです。
呪術師は大神殿では異端とされるため、おおっぴらにすることはできません。
シュテルンであるセリアをわざわざこのタイミングで連れてきたのは、マーサに会わせたかったからのようです。
→「正統派悪役令嬢の裏事情」のつづきはめちゃコミックで読める!
19〜20話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
マーサは、セリアのお世話をするのがとても楽しいようで、寝室に案内してくれたのはいいのですが、そこはルシェの寝室でした。
それを知らずに帰ってきたルシェはセリアがいるから驚くし、セリアはルシェの部屋だと聞いて、ソファで寝てるし。
ルシェはセリアをベッドに移すのですが、寒かったのか、ルシェの腰の手を回してしまうんだな…寝てるけどね…
ルシェ、やさしい。そのまま一緒に寝てあげたんだ。翌朝、セリアが目覚めると、ルシェの腕の中。
なんと幸せな目覚めでしょうか。
朝食の席で、セリアはどうしてこの屋敷にマーサ達を住まわせておくのか、ルシェに聞きました。
すると、マーサはこの屋敷に縛られていて出られないのだというのです。
そのときはそれ以上聞けなかったので、セリアはリノンに理由を聞きます。
先代大公が私生児とともにルシェを後継者の座から引きずり下ろそうとし、ルシェの唯一の騎士だったエリオットを「青海の箱」で脅したのというのです。
私生児の方が大事だったってこと?
「青海の箱」とはベルク家の家宝で、ここに髪の毛を入れるとローレルの荘園から離れられなくなるというものでした。
エリオットが荘園に縛られるのを防ぐため、マーサが自分の髪をその箱に入れ、マーサはここから出られなくなったのです。
しかし黒カビのせいで屋敷は崩壊寸前。このままだと、この屋敷にいる人たちが死んでしまう。
何かできることはないかと考えるセリアでした。
しかし…先代大公、なんでルシェを邪魔にしたんだろう。
私生児の方が可愛かったの?それとも、奥さんと仲悪かったの?
・マーサはセリアの世話ができて嬉しそう
・朝目覚めるとルシェの腕の中で、セリアびっくり
・「青海の箱」のせいでマーサはローレルの荘園から出られない
コメントを残す