そうそう。大切な妻を捨てたのは、おまえだ。
191話のあらすじ
ラスタの訃報がソビエシュに伝えられたのは、息を引き取ってから1週間後のことでした。ハエがたかるラスタの遺体を見下ろしながら、もともと悪どい人間だったのか、それとも皇宮や自分がラスタを悪に染めたのか、自問自答するソビエシュ。
ラスタの遺体は、皇后としては埋葬されず、火葬後、その遺灰は広野に撒かれました。
そしてソビエシュのもとに、ナビエが昏睡状態だとの知らせが入ります。もちろんすぐに、エベリーの派遣を決めました。
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191話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ラスタは、意外なほど悲惨だった……まさか、死後1週間も経過するまで放っておかれるとは。
食事の差し入れとかがあるから、亡くなった翌日には見つかると思っていましたが、いくら罪人とはいえ、この扱いは少し可哀想な気がしました。
そして、その原因となった男、ソビエシュ。
ラスタが悪いのか、自分が悪いのかと自問自答していましたが、そもそもラスタを連れてきたことが間違い。
ナビエ様が大変なことになっているとの知らせを受けたソビエシュは、ナビエ様との幸せだった日々を思い出して後悔し、涙するのですが、その幸せを壊したのは自分なんだよな〜。
100歩譲って、怪我をしていたラスタを連れてきたとしても、側室にしたのが間違い。そして、離婚したのももちろん間違い。
死なないでくれって泣いているけど、元をたどれば、ナビエ様が西に行かなくてはならなくなったのは、お前のせい。
まさに、後悔先に立たずの見本みたいな男です。
さらに!ベルディ子爵夫人がグローリエムを連れて逃げました。どうやらエルギ公爵が絡んでいるようなのですが、ソビエシュはグローリエムを南王国に連れて行くようにと、カルル侯爵に指示します。
伯爵の養女になれるよう、手を打っていたようです。
血液検査で自分の子ではないと言われてしまったけれど、情はありますもんね。
で、問題はエルギ公爵ですよ。
この人は、最終的に何をしたいのか。
国に帰る前に挨拶に来たとソビエシュに会いに来るのですがこの人の思惑が全くわからない。
・ラスタは死後1週間経過してから発見される
・ナビエが昏睡状態との知らせに、エベリーを派遣するソビエシュ
・ソビエシュはラスタを連れてきたことが間違いだったと後悔する
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