廃妃、廃妃ってうるさい。お前がそろそろ廃妃。
175話のあらすじ
親子鑑定が終わるまで、ラスタの実父の行方を隠し通すように指示するソビエシュ。グローリエムの将来のためにも、親子鑑定の検査対象は、自分とラスタ、そしてグローリエムの3人に絞らなくてはなりませんでした。
ラスタは、実父を始末してくれたのがソビエシュなら感謝の言葉を伝えようと思っていましたが、ソビエシュの寝室に入って気持ちが一変します。
寝室には、グローリエムの肖像画の横に、ナビエに膝枕をしてもらっているソビエシュの絵が飾られていたからです。
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だって仕方ない。一時的に、物珍しさでラスタに気が移ってしまったものの、結局ソビエシュの心にいるのはナビエ様だけだったのだから。
そのことに、さすがのラスタもようやく気づきました。
最初から、家族ではなかったのだと。
陛下はラスタのことを愛してますか?と聞きますが、ソビエシュはそれには答えませんでした。お前のわがままに付き合っている時間はないと。
罠にかかっていたのがラスタじゃなくても助けたか、その人がラスタじゃなくても側室にしたかと泣きながら聞くラスタを見つめる、ソビエシュの冷たい目。
少しくらいはかわいいと思っていた時期もあっただろうけれど、ラスタはやりすぎましたからね。
仕方ない。自業自得。
ラスタは、親子鑑定を受けるとソビエシュに告げます。まあ、姫は間違いなくソビエシュの子供だと思うので、そこはラスタも自信があるのでしょう。
しかしまた何かやらかす気で、エルギ公爵の元を訪れます。今度はアレンの子供(自分の第一子)を誘拐して、どこか遠くへやってほしいと。
友人として力になって来たけれど、愛人になる対価としてもらうことになっている港はまだじゃないか?と催促する公爵。この際、証書を書いてくれとラスタに要求します。
これはきっと、あとあとまずいことになりそうですね。
書面を残してしまったら、言い訳できなくなります。
しかも、他国の王族に港を渡すなんて。絶対まずいでしょ。
一方、平和な西大帝国。
ナビエ様は、ハインリの誕生日プレゼントに何を贈ろうかと迷っています。誰に聞いても参考になる意見がなくて、どうすればいいか困っていました。
マッケナは、ハインリが嬉しい時に踊るダンスを一緒に踊ってあげたら喜ぶというのですが、さすがにあのダンスは…と思うナビエ様でした。
いやあ、安定の西大帝国。悩みの度合いが違います。平和な悩みですな、ナビエ様。
・親子鑑定は、自分とラスタ、グローリエムだけにしなくてはならないと思うソビエシュ
・ソビエシュの気持ちは最初からなかったのだと悟るラスタ
・ハインリの誕生日プレゼントで悩むナビエ
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