
そうです、ハインリはかわいいのです。
172話のあらすじ
エベリーの事故について、犯人が内部にいると考えるナビエ。ソビエシュが使節団を送るなら馬車の状態を確認するはずだし、予備の車輪も用意していたはずだと。
うっかりしていたのかもと言うハインリに、夫としては最悪だったけれど皇帝としては優秀だとナビエが答えると、少しでもあの男を褒めて欲しくないとむくれるハインリ。
本当はそんなに拗ねていないと分かっていても、そんなところが可愛いと思うとほめつつ、遊び人だったからこういうことに慣れているのですねとからかうナビエでした。
172話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
からかい方もさすが皇后陛下。あなたは遊び人だったからとストレートにからかうのではなく、あなたは私の過去を知っているけど私はあなたの過去を知らない、あまりに多すぎるのでと。
アセアセしているハインリを放っておいて、絵ベリーに会いに行くと言います。適度に冷たく突き放して、ハインリが焦る様子を楽しんでいるナビエ様でした。

「ハインリの扱いに慣れてきたナビエ」に笑った。
さて、ローラの部屋にいるエベリーを訪ねたナビエ様。
馬車が結構破損している割に怪我人がいなかったことを不審に思っていたナビエ様は、エベリーに事故の様子を詳しく聞こうとするも、なぜか彼女は言い淀んでしまい…今問い詰めるのは良くないと判断したナビエ様は、話題を変えます。
エベリーは、ソビエシュから個人的にナビエ様あてに贈られたというプレゼントを持ってきていたのですが、中身は知らないと言っていました。
ひとりになってからその贈り物を開けてみると、中身は「妖精の涙」という宝石でした。
昔、誕生日祝いにとナビエ様が大切にしていた馬を持っていかれてしまったため、代わりにこの宝石をくれと言ったのです。ソビエシュは、子供ができたらあげると言っていたそうですが、その宝石を今頃贈ってきたんですね。
タイミングが違うと思うけれど。
とそのとき、カフメン大公がやってきて、エベリーが、西大帝国が東大帝国の魔法使いをがしていると思っているようだと伝えにきました。
そうか、だから事故の時に魔法を使ったのかとナビエ様に聞かれたとき、エベリーはすんなり答えられなかったんですね。
ナビエ様は、それがハインリのやったことだと薄々分かっています。でももうこれ以上、目を背けるわけにはいかないと決心。
ハインリがきたときに、あなたが魔法使いの減少現象を起こしているのか?とストレートに聞きました。

ナビエ様のこういうところが好き。
避けては通れないと判断したら、回りくどいことはしない。
さあ、ハインリ、どうする?
ここは正直に答えるべきだと思うな。以前は東大帝国を弱らせるためにと思ってやっていたが、ナビエ様と結婚して気持ちが変わったのだと。
正直に話せば、分かってくれるはずです。
・エベリーの事故は内部に犯人がいると考えるナビエ
・ソビエシュはナビエに個人的に「妖精の涙」という宝石を贈ってきた
・ナビエは、あなたが魔力減少現象を起こしているのか?とハインリに直接聞く

コメントを残す