いよいよ始まる、ラスタの転落。
159話のあらすじ
ベルディ子爵夫人が、ラスタが子供を投げ捨てたと言ってソビエシュに助けを求めてきました。ラスタはその後を追い走ってきて、自分ではないと言いますが、ソビエシュのそばにいた青い鳥が、ラスタを見て鳴き叫びます。
皇女は幸い怪我もなく無事でしたが、もうラスタに子供を任せておけないと思ったソビエシュは、ベルディ子爵夫人にグローリエムの面倒を見てもらうようにお願いします。
ソビエシュにとって子供を投げ捨てるなど、到底許せることではありませんでした。
→「再婚承認を要求します」はebookjapanでも読める!159話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
あの青い鳥は、ラスタに羽をむしられた鳥ですね。自分に害をなすものを覚えていたようです。
今回ばかりはやばいでしょ、ラスタ。さすがのソビエシュもかなり怒っていますね。「タダで離婚できると思うなよ」と思っていますので、なんらかの罰を与えるつもりだと思われます。
もっと早くやっておくべきだったけどね。
いくら形だけとはいえ、子供の立場を強くするためとはいえ、皇后にして良い人間ではなかったのですよ。
ラスタが荒れに荒れ、泣き叫んでいるところに、ロテシュ子爵がやってきました。するとラスタは八つ当たり。こいつが自分に死んだ赤ちゃんを抱かせたせいでこうなったと。
ロテシュ子爵がきたのは、ラスタの実の父親がやってきたことを伝えるためでした。また、ラスタの養父母の実の娘と、行方不明になっているルベティを探すためにしばらくここを離れるから、旅費を出せと言いにきたのです。
ラスタ、絶体絶命か。
実の父親ってことは、ラスタが奴隷になるきっかけになった詐欺師の父親ですね。そんなんが名乗り出てきたら、皇后でいられなくなることはもちろん、皇室を騙した罪とかであっさり処刑されてしまうかも。
ルベティはまだ隠れ家にいるんですね。これは、ラスタの罪を明らかにするためでしょうか。
いつも通り、エルギ公爵に助けを求めると、あっさり1万クランという大金を貸してくれました。
なんかラスタは「もらった」と思っているようですが…んなわけないだろう。
エルギ公爵は何を企んでいるのか。まだ明らかにされていませんが、ラスタの味方でないことは確か。
一方、西大帝国は平和。妊娠の事実はしばらく公表を控えるものの、マッケナだけには伝えました。
不妊説を利用して敵対勢力をあぶり出すためですが、マッケナは、それではしばらく表立って子供部屋を作れない、巣だけでも準備するかと言います。
巣?
まさか、卵で生まれる?
・ソビエシュはラスタではなくベルディ子爵夫人にグローリエムの世話を任せる
・子供を投げたラスタを許すつもりはないソビエシュ
・ラスタの元にロテシュ子爵がやってきて、実の父親が訪問してきたことを告げる
・ナビエの妊娠はしばらく伏せるが、マッケナだけには伝える