「緑陰の冠」93話・サプライズ!

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そうそう、ストレートに伝えることが大事。

93話のあらすじ

ランはユスタフの指示通り、皇室への氷水晶の出荷停止を商会に依頼します。その話を聞いたブレインは、魔法細工品の停止をすることの意味がよくわからないようでしたが、大衆が魔法細工品を楽しんでいることに意味があるとエリザベートが説明します。

大衆が冷風機や魔法ランプを使っているのに、皇室がうちわとキャンドルを使っているとしたら。皇室の威信は地に落ちます。

1ヶ月後。ランの友人のリゼと夫の公爵と一緒にお茶をしているユスタフ。どうやら二人に無理やり連れ出されたようです。

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93話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

貴婦人たちのお茶会では「のけものになったラチア前公爵」という噂が広まっているのだそうです。

ユスタフがランの爵位を修正したのは首都に来てからなのに、もうそのような噂が広まっているということは、貴族系図を調べられる人物のしわざだと侯爵がいいます。

どうやら、皇后のしわざらしい。不愉快になるユスタフでした。

皇后も、やることなすこと裏目ですね。こんなことをして、ユスタフが味方につくことはないのに。

ユスタフが邸宅に戻ると、今日もランからの手紙が届いていませんでした。怒ったのかと心配するユスタフ。

ユスタフが手紙を書かなかったのは、手紙を書きたくなかったのではなくて、何と書けばいいかわからなかったから。

ランのことが大好きすぎて、自分の気持ちを文字で表現することができなかったんですね。それならそうと書けばいいのに。

物思いに耽っていたら、「だ〜れだ」と目を塞がれて…ランが首都にやってきました。

今日、侯爵夫妻が無理やりユスタフを連れ出したのは、ランの頼みだったようですね。

会いたかったですと素直に言えたユスタフ、えらい!!

ランはストレートに伝えないと、わからない人ですからね。

今回のストーリーのまとめ

・ランは皇宮への氷水晶の出荷を停止

・どうやら皇后の仕業でランが「のけ者になった前公爵」と噂されている

・ランはとうとう首都にやってきた

94話へ続きます。

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